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シンデレラガールズ7thライブ千葉公演に行ってきました

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こんばんは。昨日一昨日は7thライブ千葉公演お疲れさま。

僕も2日連続で打ち上げで朝まで呑むという暴挙をしてしまうほど興奮した。

昼間寝て少し心が落ち着いたのでいつもどおり感想を記事に書き起こしておく。

3rdから改善されたステージ構成

幕張メッセというと3rdライブの会場としても使われていたが、フルフラットなハコなので当時は後方からはほとんど演者が見えないという不満の声を耳にした。

その声を受けてか、今回はメインステージからY字型の花道を作り、センターステージの他に両脇にもステージを作る構成となり、会場の2/3くらいの席はどっかしらの花道もしくはステージがそれなりに見える構成になっていた。

演者がよく見える時間の平均値を底上げする感じの構成だったので、よく見えるときと全然見えないときがはっきり分かれた。

勝手な予想だが、アソビストア先行という年額を同じ額払っている客に対して席の質にあまり優劣を付けたくなかったのではなかろうかと。

僕はD2ブロックとD10ブロックだったので花道からは至近距離ではあったがサイドステージやメインステージはほぼ演者が見えないという感じだった。

それでも3rdに比べればだいぶ改善されていたように見えた。

Vast Worldで始まる新しい門出

1曲目のVast Worldには驚いた。台湾公演を意識して作られた全体曲で披露も台湾公演以来、国内では初めて。

まだ見ぬ世界へと旅立つことを意識したこの曲は、ちょうどデレステ4周年にも当たる日というのもあり、新しい展開や挑戦が意識されていた4年目の集大成であり、撒いた種が芽吹いていくことへの期待も込められているように感じた。

そして、白菊ほたると久川姉妹の3人の初ステージという門出を祝っているかのようにも感じるスタートだった。

フル初披露のComic Cosmicと花道のガチャ

2曲目で今回のテーマ曲となってるComic Cosmicが登場。

フルを聞くのが初めてだったけど終始楽しい曲だった。歌詞中に「それでいい!」って入っていて思わずお向かいさんの蒼の中の人を思い出したりしていた。

そして、この曲は演者を全ステージと花道に配置して披露したが、僕の席は花道が近かったので目の前に来た人の動きがよく見えました。

初日で目の前に来たのは白菊ほたる役の天野さん。手の振り方が控えめでほたるっぽさを感じていたが、Comic Cosmicではダンスのポテンシャルの高さを披露。

大きめの振りで靡くスカートが印象的でした。

火力で殴れば死ぬ、ハイファイデイズ

挨拶MC明け1発目でこれがくるとは思わなかった。

もともと終盤のラストスパートで使われることが多かった曲なので、「この曲も初手で使われるような時代になったか」と思いつつも「でも、ハイファイをここでやるなら後半どうなるんだ?」とも思った。まさかあんなことになろうとは。

この曲は5thツアーあたりからAメロでクラップを叩く人が増えた。

僕も当初は「曲に入ってないクラップするのはちょっと……」と否定派だったが、ライブは生き物なのでCD音源に無い会場の一体感や盛り上がりが出るのもいいのかなって思って今回からやった。

変なMIX入れてるわけでも静かなパートに咲クラ打ち鳴らすわけでもないからコレはコレで楽しいなって結論になった。

カメラワークの進化、Twin☆くるっ★テール

この曲もSS3Aからライブのたびに見ているのでもう結構やったなって感じがするけど、今回はSideMのライブとかで使われる手持ちのカメラでカメラマンが演者に接近して撮るカメラワークを採用していてよかった。

画面いっぱいに仲良く笑顔でファンサービスをする2人の姿はきっとLV会場に歓声の渦を巻き起こしただろう。というか現地にも巻き起こしてた。

圧倒的アイドル力

今回、花道近くで見てて改めて思ったのは山下七海さんと中島由貴さんの圧倒的アイドル力だ。

経歴的にもアイドルとして舞台に立つことが多かっただろうし、慣れているというのもあるだろうが、ステージに立つだけであれだけのアイドルオーラを出せる人はシンデレラの声優さんのなかではそうそう居ないと思う。

というか追い風ランニングの最後のハート描いて投げキッスは破壊力高すぎて思わず「うっわ!!」って言いました。オタクを殺す方法を熟知してる。

堂々の初舞台、miroir

これが聞きたいのが幕張の現地に行く1つの理由だった人は多いんじゃないだろうか?

O-Ku-Ri-Mo-No Sunday! のイントロが始まったときの会場の盛り上がりっぷりはライブ中最大だったと思う。

曲中で二人の声が重なることが少なく、文字通り近くて遠い難しい曲だったが立派に披露し、Pもコールをガンガンやって盛り上がる最高に楽しい時間だった。

許さないぞ最終ブロック

今回、途中MCの代わりに5分程度のリアルしんげきを挟んで進行していて、いつもの「はーい」からMCが入ったときにはすでに24曲終わっていた。

「いやー、楽しくて時間速いなぁ、もう最後の曲かなぁ」って思ったらもう1ブロック。

しかもTAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!、SUN♡FLOWER、Orange Sapphire、サマカニ!!と言った曲が並び、運営から「おう、お前らUO余してんだろ?全部折ってけよ」って言われているかのようであり、5thツアー大阪の最終ブロックを思い出させるような体力使い切ってけブロック。

コールで声は枯れるし、UOはバッキバキだし、アガりすぎて記憶ぶっ飛ぶし、絶対に許さないぞ。最高だったぞ。

最高の盛り上がりをありがとう、ゆずさん

誰がLOVE & PEACHやるかと思ったよ???????

ぶち上がりの最終ブロックの終わり際にまさかのゆずのカバー曲。しかもみんなで踊ることに定評があるLOVE & PEACH

youtu.be

ゆずっこというわけではないので薄っすらと聴いた話でしかなかったが、とりあえずスタッフに怒られない程度に踊った。めちゃくちゃ楽しい。

やるのをわかってた2日目は始まるときにはペンライトを全部椅子に置いて、完全に普通のアーティストのライブにいってるような感じで踊った。

そしてそこから無重力シャトルへ繋がっていく流れが最高だった。だって今回の公演で1番聞きたかった曲なんだもん。ブチ上がらないわけがない。

ゆずというと僕の世代だとオリンピック中継のテーマソングになった「栄光の架橋」とか「夏色」とか「サヨナラバス」あたりがちょうどよくTVで聞こえてきたんだけど、特段追っかけてるわけでもなかった。

でも、今回ライブでLOVE & PEACHをして一気にゆずのライブに興味が湧いた。行ってみたい。

あと名古屋でも大阪でもいいから夏色をやって神谷奈緒に「バカヤロー!」って言われたい。

始まりの地と始まりの歌

今回の公演を締めたのはM@GIC。幕張メッセといえば3rdライブでこの曲が初披露された場所であり、そして僕が見た初めてのアイマスライブで歌われた曲だ。

僕がアイマスにハマったきっかけはこのM@GICが発表されたシンデレラガールズのアニメであり、その締めくくりとなり、シンデレラで唯一@を冠したこの曲を幕張メッセで生で聴いた途端に涙が止まらなくなった。

アイマス原体験とも言える光景をフラッシュバックし、それでも無我夢中で「ずっと大好きな君に!」「君とともに!」をコールしていた。

ちょうどいい機会があり、今はシンデレラガールズのアニメを見返している。何度見ても泣く。

アニバーサリーソングを担当が歌っていることの意味

アンコールはTRUE COLORS。デレステ4周年のアニバーサリーソングで僕の担当の高森藍子も歌ってる。

アニバーサリーソングのメンバーに抜擢されることがわかったとき、震えが止まらなかった。

人気はあるがら前に出ていく場面があまり多くない名脇役のような印象を持たれがちだった中で、こうして運営から記念メンバーとして選ばれることが嬉しくてしかたがなかった。

だってさ、アニバーサリーに選ばれると新衣装で真っ先にゲーム内で踊るし、1年間いろんな記事とかで露出するし、1年間タイトル画面にいるんだよ???

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しかもドセンター。こんなん泣くでしょ。

楽曲も個人を尊重して前に進むシンデレラらしい歌詞、きれいな音色とどことなくASのDestinyを思い出しました。

花道横、ファンサの暴力

初日はちょっと遠かったが2日目は花道目の前の席だった。これが本当にすごい。

今年はSideMでセンターステージの最前列を経験したが、シンデレラでこのレベルの席は初めてで、1番思い入れのあるコンテンツでの花道前は記憶と精神がキャパオーバーするし、思考は完全にオーバーヒートする。

最後のお願いシンデレラでは覚えている限りだと会沢さん、金子さん、杜野さん、桜咲さん、山下さん、中島さん、佳村さん、松嵜さん、都丸さんからは手を降ってくれたりとなんらかのアクションをはっきりと自分たちのいるブロックに目を向けた状態で貰いました。

目が合ったと確信した瞬間もなんどかあり、最高の席だった。

情報量が多い告知

ワンステップス新曲!

カバー曲で軍曹のHIGH PRESSURE

SSRのシルエット!

名古屋公演にナターリアとこずえちゃん!

連番相手のもりくぼPが天を仰ぐ瞬間を見れたので僕は満足。

1人のアイドルと1人のP

今回初ステージを迎えたアイドルに白菊ほたるがいる。

彼女は何度も何度も不運や挫折を味わったがそれでもアイドルになる夢を諦めないでここまで来たアイドルだ。

僕が彼女のことを気にかけたきっかけに1人のPの存在がある。

まつたけんPという男なのだが、アイマスにハマる前から付き合いがある古い友人だ。

この男が白菊ほたるにいかに真摯に向き合い、白菊ほたるの夢を叶えるために尽力したかは以下の記事を読んでもらえばわかると思う。

nebosuke-matsutaken.hatenablog.com

nebosuke-matsutaken.hatenablog.com

長い付き合いなのでよく話す。もちろんアイマスのことも話すのだが、とにかく白菊ほたるの話をする。

出自がどうだ、年齢がどうだ、境遇がどうだ、思考がどうだ、他アイドルとの絡みはどうだ、と。

これほどの熱量を持ったPはそうそう居ないだろうと勝手に思っているのだが、彼の話を聞き続けた結果、僕にも変化があった。

気がついたら白菊ほたるのファンになっていたのだ。

明日があるかすらわからない境遇だったほたるが「明日また会えるよね」を歌うということ、「君のそばでずっと」をミスフォーチュンで歌うこと、OrangeSapphireで「一緒に〇〇しようね」と明るい未来について歌ってること、そして「谷の底で咲く花は」のパフォーマンスと歌詞とを受け止められる程度にはもう白菊ほたるのことを知っていたし、気にかけるようになっていたのだ。

そんな敏腕のPである彼はライブ当日に誕生日を迎えるという運命的な巡り合わせをしていた。担当アイドルのライブデビューと誕生日、本当におめでとう。

大好きは裏切らない

僕は前日物販に行ったときに前日物販にもかかわらず2回ほど心揺さぶられて泣きそうになった。

1つはサイゲームスのフラスタの大画面でTRUE COLORSのMVを見たとき。

もう1つはこれを見たときだ。

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姫川友紀役の杜野まこさんのライブへの意気込みを書いたメッセージボードなのだが、これの意味を即座に理解し、最高のファンサービスに泣きそうになったのだ。

姫川友紀は野球が大好きなアイドルである。そして演じる杜野まこさんも大の野球好きで、野球関連のお仕事もかなりの数をやっている。

そして僕もかつて野球部に所属し、20年以上野球を見てきた野球好きである。特に千葉出身というのもあり、千葉ロッテマリーンズの応援は15年以上している。

そしてこのメッセージボードに書かれた「マウエ」という言葉は、千葉ロッテマリーンズの今年のスローガンなのである。

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幕張メッセのすぐ近くに本拠地を置く千葉ロッテのスローガンをわざわざ書いてくれたのだ。

以前、5thツアーの幕張のときにも杜野さんはMCで千葉ロッテの勝利時にやるパフォーマンスの「We are」をもじったパフォーマンスをしてくれたことがある。本当に野球が好きなお方なのだ。

今回も野球大好きアイドルの代弁者として、1野球ファンとして、これだけのことをしてくれたのが、ロッテファンでありアイマスPであり姫川友紀のファンである僕の心を揺さぶるには余りあることだった。

話はこれで終わらなかった。

2日目、花道のすぐそこの席に居た僕は担当アイドルの名前を入れた千葉ロッテのユニフォームを着て、4thライブの物販で買ったCATSの帽子を被って会場で声援を送っていた。

杜野さんの立ち位置はちょうど同じサイド、しかも1コブロック隣という近距離。僕はメッセージボードを書いてくれたことへの感謝を込めて精一杯声援を送った。

すると、最後のお願いシンデレラでこちらに歩いてきたときだった。

僕の目の前、いや、間違いなく僕の方を見てあるポーズをした。

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このポーズだ。気づいていてくれたのだ。そして応えてくれたのだ。その時僕の感情はぐしゃぐしゃになってそのまま終演までの記憶がとても曖昧だ。

僕の心に刻まれた最高の思い出となった。