まぐlog

趣味のことを書きます

今年もお疲れ様でした。

今年もお疲れ様でしたということで、今年のことを振り返ろうと思います。

アイマス

毎年年末に記事を書くと「今年もアイマスばっかじゃねーか!」って思うんですけど、今年もでしたね。

特に今年はシンデレラもミリオンもライブツアーに加え、バンナムフェスもあり、とにかくリアルなほうの展開が多い年でした。

ということで、まずはライブについて。

ライブ

参加したライブ

  • 現地参加
  • ライブビューイング参加
    • シャイニーカラーズ1stライブDay1,Day2夜
    • シャイニーカラーズサマーフェスティバル
    • SideM4thライブDay2
    • ミリオンライブ6th仙台公演Day1,2

こう列挙してみましたが、シャニ1stDay2昼、SideMプロミDay1,2以外大きいイベントは全部見てるんですよね。

あとはシンデレラ5thツアーのとき以上に飛び回りましたね。神戸も福岡も初めて行きました。

いつのまにやらアイマス関連で増えていた人脈のおかげで多くのイベントに行けたことは幸運だったと思います。

さらに言えば、友人のチケットで行ったときに限ってめちゃくちゃいい席*1を引くのはなにかのジンクスではないかと思っています。

その運のおかげでたくさんの演者さんの姿をしっかり肉眼で捉えられたし、ほぼ個別のレスポンス*2まで貰ってしまい本当にいい体験をさせてもらいました。ありがとうみんな。

さて、次にゲームの方ですけど順番に書きましょうか。

シンデレラガールズ

今年1番大きかったのはデレステのアニバーサリーソングを担当が歌ったことでしょうか。

告知見たときは完全に取り乱してました。

そして発表されたTRUE COLORSは往年の765AS曲を思い出させるようなサウンドシンデレラガールズ最大の武器である「個性」にフォーカスした歌詞で去年の攻めたガールズインザフロンティアも素晴らしかったが、こちらも正統派アイマス全体曲としての完成度が高くて素晴らしい曲だなと思ってます。

なにより「手を取り踏み出そう」を藍子さんパートにしたところに運営の理解と完全に解釈一致してて安心した。

次に大きかったのは年初にあった「スパイスパラダイス」のイベントです。

デレステで初の藍子さん上位、ポジパの新曲ということで走らない理由が一切なかったです。

今までファンファンファーレとFlipFlopで2000位以内は取ってましたが、どちらも「2000位以内」という目標を据えてやってました。

ですが、今回は「行けるところまで行く」という目標を据えて挑戦しました。そのためにいかに仕事の効率を落とさずに走れる*3か、どこまで睡眠を削れるか、など生活面での自分との戦いでした。

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以前にも書きましたが、自分自身を高森藍子担当Pであると認められるかどうかというのを賭けて走ったので199位という結果にはある程度満足していました。

が、今はもっと上を取りたいという気持ちが強いです。だって、身近なPの本気を見せられちゃった*4から「その領域」に挑んでみたいと思っちゃうじゃないですか。

自分の「好き」という気持ちでどこまで行けるのか試してみたくなっちゃうじゃないですか。次は2桁取るぞ。

あと今年もう1つ大きかったのは姫川友紀のファンだったことを自覚したところでしょうか。やっぱり野球が好きなんだなってのと、演者の杜野まこさんとシンクロしているところから気がついたら気になるアイドル最上位に居ました。

僕自身が元野球部だったり、20年くらい野球というコンテンツを追っていたというのが思ったより大きくて、Dear My Dreamersを聴いたときから走馬灯のように野球部だった頃を思い出すようになり、名古屋での真剣な眼差しのダンスと円陣を見て完全に理解したという感じだったと思います。

そう思わせてくれた感謝の気持ちも込めて先々週のデレラジにお便りを送らせてもらったところ、なんと採用されて読まれました。さらには杜野さんのブログで詳しい話まで書いていただき、本当に野球好きアイマスP冥利に尽きました。

ameblo.jp

あとシンデレラについて今年1つ大きかったのは、友人たちの担当に大きく動きがあったことでしょうか。前述の通り、サイバーグラス担当、日菜子担当には完全新曲が、また別のほたるPにはソロ曲にワンステップス曲に新シリーズ曲にと、幸子もりくぼPにも新曲が、そしてナターリアPには念願のボイスがと周りのPたちの歓喜の瞬間をたくさん見ることができました。

ミリオンライブ

今年は担当の美奈子は新曲がなかったのでそれほど大きいゲーム内の動きはなく、ひたすらにライブ!って感じでした。

それでもBonnes! Bonnes!! Vacances!!!とFlyers!!!はもちろん走ったし、周年イベントについては去年以上の成績を残せたので満足してます。

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ガシャについてはもう回すのが当たり前になってきているので特筆しませんが、もちろん陰陽師美奈子は引いてます。

シャイニーカラーズ

園田智代子を担当しようと決めたのはもしかして今年なんじゃないか?

元々は恋鐘かなぁって思ってたんですけど、気がつけば智代子に惹かれてました。

智代子、何かとエピソードが美奈子に似ていて「あ、これは惹かれるのも納得だわ」という感じです。

経済状況の関係上、シャニマスはできるだけ出費を抑えようと思ってたんですが、ハロウィンの限定智代子だけはちゃんと4凸までやろうと思って回した結果、天井に行ってました。

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この智代子のエピソードコミュが僕の中で衝撃的で、かなり重いモノでした。

というのも、智代子は藍子や美奈子に似ているところがあり、「誰かのためにアイドルをやる」という性質が強いアイドルだったのですが、先行して居た藍子や美奈子がまだ言及してない領域にこのカードのコミュで言及したんですよね。

それを見て「おまえ、もうそこ言及するの!?生き急いでない!?」ってなりました。気になる人は復刻で引いて見て。

そしてPカップもそこそこちゃんとやった結果はこの通り。

順位こそそこそこ高いけど、100位までの差はかなりあり、100位を狙うならそれこそ有給を何日も使わないとダメだなぁという感じでした。特に0時以降のプレイが無効になるのは生活習慣上かなり厳しい制約でした。

サバゲ

今年はアイマスPサバゲしかやってません。さらに言えばそれさえも2回も雨天中止があり、とにかく天気の運がなかった。

回数も少なかったので新規の装備が増えたということもなく、逆にマルイ電動MP7が逆転防止ラッチがポッキリ折れてジャンクになったりもしました。

それでもアイマスの人脈から声をかけてサバゲにハマった人が今年も居たのでその点ではとても満足してます。

note.com

でもやっぱり主催をしてるとゲームの参加数が少なかったりするのでもっと行きたかったなというのが本音です。

野球

今年の現地観戦は4試合。しかも勝ち越しという比較的いい感じでした。

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今年はロッテ一筋の安打製造機だった福浦選手の引退というニュースもありながら、先発陣の若手の台頭があり、打線はレアード加入で得点力も上がり、後半戦に中継ぎがバテる、怪我人が出ると選手層の薄さがモロに出てくると行った課題を乗り切れば十分上位に行ける成績を残したと思います。

来年は美馬選手や福田選手の加入、ジョンソン選手やハーマン選手といった日本で実績のある中継ぎ陣の補強もあったので楽しみです。

その他

副業の話もたまにはしておきましょうか。

僕はweb系のサーバサイドエンジニアが副業で、この業界で8年仕事してます。

web系で8年というともう中堅エンジニアに差し掛かりつつあり、何らかの武器は身につけてないとねって頃になります。

僕は仕事は遊ぶための金稼ぎ、くらいにしか思ってないので積極的に自分の時間をコード書いたりすることに当ててないのでまぁ後輩たちに技術レベルで言えば追い抜かされていきます。

そこで僕はここ何年かマネジメント方面、いわゆるエンジニアマネージャ方面の能力を磨いてたんですが、今年はそのポストをもらいつつも色々あってプロジェクトが吹き飛んだりしたりとちょっと将来を考える必要があるかなみたいなフェイズになってきました。

なんせずっと同じ会社にいると自分の今の給料が能力に対してどうなのか、他の会社ならいくら貰えるのか、なんてのはわからないので外の世界を見てみようという気軽な感覚で転職サイトに登録してみたりもしました。

とはいえ、今の職場環境は周りに趣味に理解のある人に恵まれ、休みも自由に取れるのであまり手放す気は起きてないです。給料は上がれ。

来年に向けて

来年はアイマス15周年ということでもう今年以上にアイマス一色じゃないかなと思ってます。

既に

  • シンデレラ7th大阪
  • ミリシタ感謝祭
  • ミリオンワンナイトクルーズ
  • シャニマススプリングパーティ
  • シャニマス2ndライブ

これらの現地チケットを握っていて、ここからASの単独やプロミツアー、各種周年ライブにバンナムフェスとどんどんふえていくでしょうから、来年も財政が心配です。

あとはやっぱりもっとサバゲとかしたいですね。久々に定例会とかもいきたい。

最近体を積極的に動かしていい加減この体を少しまともにしないと先が危ないという気持ちが湧いてきたのでアウトドア方面に力を入れていきたいですね。

それではみなさん来年もよろしくおねがいします。

*1:SIdeMプロミセンターステージ最前、ミリ福岡アリーナ6列目、ミリSSAアリーナ6列目、デレ7th千葉花道最前

*2:デレ千葉でまっこさんに「マウエ」してもらった話

*3:緩い会社なので仕事中も触れる

*4:NeedleLight50位代とかギュっとMilkyWay20位代とか

新規アイマスPをプロデュースしたら1年がめちゃくちゃ楽しかった話

まえがき

この記事はアイマスP向けmastodonインスタンス(imastodon.net/imastodon.blueなど)にいる人達のアドベントカレンダー「ジョンベベベント・カレンダー」の12月3日の投稿だ。野々原茜ちゃんお誕生日おめでとう。

adventar.org

読者がこれらのSNSを利用しているであろうという前提の元、ちょっと内輪ネタ寄りな話を書かせてもらう。

あらすじ

過去に2回ほどこのブログで「職場の後輩でPになった奴がヤバい」というネタをやったので、今回はそのまとめというか、僕視点でヤバいPと一緒に居たことの楽しさを書いてみようかと。

どういう奴だったかは過去の記事を見てもらえると。

frozen-tuna.hatenablog.com

frozen-tuna.hatenablog.com

登場人物

後輩:職場の後輩で今回の主人公のやべぇ奴。晴れてアイマスP歴1年に達したが未だ成長留まることを知らない。アイマスハマって半年でミリシタの周年ランカーはどう考えてもやべぇ。

後輩の同期:僕よりアイマス歴が長いP。後輩がハマるまで僕とも接点がなかったが、後輩が繋ぐ橋となって今は一緒にイベントに行く。

僕:後輩をアイマス沼に叩き落として計画的に沈めた張本人。

逸材は突然に

過去の記事でも書いたが、元々後輩との出会いは「サバゲやってみたいんすよ」って言われてサバゲに誘ったところからだった。当時は多趣味でFGOの課金額がヤバいって印象だった。

アイマスPの素養を発見したのはちょうどニコニコ動画ジャガM@Sが流行っていた頃に好んで見ていることを知ったのと、そこをきっかけに断片的ではあるがアイドルのことを知っていたことからだ。

おっ?と思ってちょっと掘ってみると「アイドルに憧れて何年もやって、夢を諦めないでやってきたウサミンがシンデレラガールを取ったのがエモい」とか言い出した。

なるほど、ただジャガM@Sでアイドルのネタ要素を断片的に知っているタイプではない、ちゃんと出てきたアイドルについて調べているタイプだと判断。これは押せば落ちる(確信)

降ってきたチャンスは逃さない

時は進んで2018年11月。シンデレラガールズの6thライブの直前の頃。

初日の僕のチケットの連番相手が急用が入ってしまい参加できなくなってしまった。皆さん知っての通り6thライブのチケットはかなり余裕があり、知人周りの行きたい人にはきっちり行き渡っている状況だった。

このとき僕の中には誘う先の候補に2人居た。1人は後輩、1人は僕の同期でTAKU INOUE推しのアイマスというよりは音楽寄りのファン。後者は世界観重視のアイマスライブだとちょっと合わないかもしれないなと思い後輩を誘うことに。

なお、1年後の7th名古屋でこの同期に「ダンス曲コンセプトだから行ってみ?」って押した結果、初めての現地参戦をして「もりくぼがそこにいて、そんなに思い入れがない俺でも気がついたら応援してた」という遺言を残したのはまた別の話。

プロデュース開始

さて、こうして後輩はライブへ行き、無事アイマスの世界に飛び込んだ。

僕はほとんど何も知らない後輩に道標をある程度示す立場になったわけだ。

もちろん飛び込んだので勝手に後輩が色々吸収していくのもわかってたが、自分より後にアイマスにハマった人が始めてだったのでちょっと先輩風吹かせて楽しいアイマスライフの助けになればと思ってちょっかいを出した。

ここで僕の中で後輩が僕らと同じようにアイマスを好きになり、一緒に楽しんでいけるようになるにはどうするのがいいのか?ということを考えた結果、いくつか後輩と接する上での方針を決めた。

1つ目は「初見を大切に」

これはどんなことにも言えるんだが、ネタバレほど興ざめなことはない。未知と遭遇するからこそ感情は揺さぶられて印象に残る。

持ってる知識はどうしても教えてしまいたくなってしまうのが趣味人にありがちな話だが、それは何も知らない後輩には他でもないネタバレだ。

なので過去の出来事も含め、後輩への情報開示にはかなり配慮した。アニメの内容なんて何も教えなかったし、ライブ映像も前提知識があったほうが良いものは丁寧にその前提知識から順を追うようにした。

例えば、シンデレラガールズの4thライブのSSADay2はアニメの総集編で締めつつソロ2周目披露で未来へ進んでいくという構成だったが、アニメ未履修の状態で見せては損だろうという判断で後回しにした。

2つ目は「今を大切に」

新しく沼に落ちたということは、その時からその人の沼の中での歴史がスタートする。たとえ過去にその沼で何があろうとも基本的にスタートを切ったばかりの人には不要な情報だ。

温故知新という言葉があるが、そもそもベースがなければ始まらない。なので、とにかく「今」を楽しんでもらい、これからくる未来へのスパイスとして「過去」のことを伝えるという方針にした。

具体的に言ってしまえば、現行のアイマスコンテンツはシンデレラガールズ/ミリオンライブ/シャイニーカラーズ/SideMの4軸であり、765ASのコンシューマの話やDSの話はハマってすぐに知ったところでその知識が体験と紐づく瞬間が訪れるのがかなり先になるだろうと考えて後回しにした。

歴史の追体験と新しい発見

こうして後輩のアイマスP育成計画がスタートした。

基本的には「〇〇ってどういうことっすか?」という後輩からの質問について教えてあげるという形だったのだが、これが思わぬ効果を僕に及ぼした。

僕が副業にしているプログラミングの世界には「テディベア効果」というものがある。これは思考が絡まったり、複雑になってしまったときに何かに対して話してアウトプットすることで整理されることがあるというものだ。

この効果が後輩に対してアイマスのことを話しているとしょっちゅう発生した。

今まで「エモい」という1単語で同じ体験をしている人同士ならわかりあえてしまっていた感情をちゃんと言葉にして表現し直すことをすることで、自分の感じていたモノを言語化して認識し直すことが出来た。

それこそ最初は「イベントどうやって走るのか」みたいな話から、「財前時子と天空橋朋花はぜんぜん違う」という個人の価値観に頼る話まで、できる限り話した。

ちなみに「中村繪里子さんってニコ生だといつもこうなんすか?」には即答で「いつもこうだよ」と答えた。

天性の素質と最高のライバル

上の章で書いたかが後輩はとても好奇心と知識欲が旺盛だ。後輩が入った当時で既に13年の積み重ねがあるアイマスは彼に取って膨大な書物が収められた本棚みたいなモノだったろう。

そしてアイマスの膨大な歴史には必ず人の感情がそばにある。

ASの7thライブが「横アリ症候群」と呼ばれていたり、ミリオンの4th武道館がミリPにとってどれだけの救いだったか、5thで揃った灼熱少女の意味、シンデレラ3rdでの佐藤亜美菜さんの涙のin factから始まったライブでのin factの歴史など言い出したらキリがない。

その感情を汲み取り、共感する能力が恐ろしく高いのがこの後輩だった。

どれくらい高いかというとライブで知り合いのソロ曲が披露されるとその人のことを思い出して自分が泣き出してしまうというくらいだ。

そんな後輩のことを僕はアイマス関係ないガンダムの話ではあるが「サイコフレームみたいな奴だな」と呼んでいた。

感受性と共感性が非常に高い後輩がこうしてアイマスにハマり、多くの人の感情に触れて深みに進んでいくときに大切だったのは近くのPの存在だ。

もちろん僕も割と近い位置でこうしていろいろ教えていたのだが、もっと近い位置にいたのが冒頭の登場人物で紹介した後輩の同期だ。

この後輩の同期は冷静さと情熱を併せ持っていて、情熱を根底に冷静な理屈でことを進めるタイプだ。例えば、担当関連のイベントが起きれば情熱側のスイッチが入りほぼ無条件で行動を起こすが、その行動の合理性は冷静側できっちり管理されていることが多い。

そんな彼の姿はある意味で後輩にとって「担当を持ったPとはどういうものかという見本の姿」になって居たのだろう。勝手に追いつくべき姿と捉えていたのかやたらいい意味でライバル視していた。

後輩がミリシタ周年イベントを走ろうと覚悟した決め手が「アイツ(後輩の同期)も走ってたから」だったからのは流石に笑ってしまったし、勝手にここまでライバル視されてる後輩の同期がちょっと気の毒になった。

でもこの話の前にライブ後の博多の居酒屋で「ちゃきさんがSSA出るなら野々原茜Pって胸張って言える状態でSSAに行きたい」って言ってたので、最初から覚悟は出来てて踏み出す最後の後押しがほしかっただけなんじゃないかと僕は思った。

切磋琢磨とこれからの未来

今更だがバラしてしまうが、この後輩の1年のPとしての歩みは以下のnoteにまとまっている。

note.com

そして、このnoteの投稿者名で察した人が居るかも知れないが、このアドベントカレンダーの明日の投稿者が後輩である。

この後輩に色々吹き込んで気がついたら立派なPになっていた。

アイドルの成長を促し、そして成長した姿を見て親のように喜ぶのがプロデュース活動なのだとしたら、この活動は紛れもなくプロデュース活動だったし、ある意味で後輩はアイドルマスターが大好きなアイドルという形で僕らの前で輝いてみせた。

そして、この1年間アイマス漬けになり、周りにはたくさんの先輩Pたちがいて、これまでにその豊かな感受性で受け止めてきたモノがこれからどんどんどんどん新しい展開のたびに刺さってきて感情を揺り動かされると思うと見ているこっちも楽しみになってくる。

言い方は変だが、後輩の知識欲は想定の遥か先を行っていたので、既に知識のアドバンテージは僕にはない。つまりこれから出てくる展開を同じ知識レベルで受け止められる。感情を共有できる。それが僕はとても嬉しい。

おわりに

自分の好きなものを誰かに布教して好きになっていってくれる姿を見るというのは基本的にwin-winでめちゃくちゃ楽しい。

だけど、無理やり自分の興味を押し付けたりしても芽は育たない。布教ってのは相手の興味との駆け引きで、相手の興味を引き出すように伝えていくことこそが重要だ。

そして、後輩にはこのセリフを引用して結びとさせてもらう。

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FlipFlopのオリジナルバージョンは高森藍子と日野茜のデュエット曲だという話

みなさんはシンデレラガールズの「FlipFlop」という楽曲を知っているだろうか。

作詞作曲編曲はミトさん。今曲の他にニャンとスペクタクルやハピガといった明るくポップな曲を書くコンポーザーだ。

そのミトさんのシンデレラガールズ初提供曲となったこのFlipFlopは跳ねるような心地よいリズムと緩やかに風に漂うようなリズムが織り交ぜられた楽曲だ。

きっとこの記事を読む方々はシンデレラガールズについてある程度知っていると思うので、デレステに実装されていることも知っているだろう。

では、みなさんに「この楽曲は誰の楽曲か?」という質問をしたときにどう答えるだろうか?

先週名古屋でライブを見た人は上条春菜と荒木比奈の曲だと思うかもしれない。For SS3A rearrange Mixという全く別のアレンジ曲の原曲としてこの曲は採用されているからだ。

デレステをプレイしている人は高森藍子日野茜及川雫道明寺歌鈴脇山珠美の5人の曲だと思うかもしれない。ゲームで馴染み深いのはこのバージョンだからだ。

だが、この2つはどちらも最初にこの世に出た、いわゆるオリジナル版のFlipFlopではない。

では、オリジナル版とはなんなのか?ということで以下の試聴動画を見てもらいたい。


「アイドルマスター シンデレラガールズ」Blu-ray&DVD第9巻完全生産限定版特典ボーカルCD「346Pro IDOL selection vol.5」試聴動画

高森藍子日野茜のデュエット版こそがオリジナル版なのである。

この楽曲の特徴である跳ねるようなリズムは日野茜の元気さを、間に挟まる緩やかなリズムは高森藍子のふんわりさを元々表現していたのだ。

歌詞にも「進め!もっとスピード上げて、誰も追いつけないくらいに」や「ふわふわと舞う綿帽子、そっと私のティアラになった」のように彼女たちの特徴を捉えた内容になっている。

まさに「彼女たちを軸に据えて生まれた曲」なのだ。

だが、これだけ彼女たちの寄り添った楽曲でありながら、オリジナル版の知名度は低い。

なぜなら、音源がアニメ版シンデレラガールズのブルーレイ特典だからだ。

そして、オリジナルメンバーでは1度もライブで披露されていない。そのような状況では知名度が低いのも無理はない。

だからこそ、ここで「オリジナル版は2人であり、2人でのこの曲がFlipFlopの原点である」と大声で言いたい。

そして願わくば、デレステにオリジナル版の実装を希望する声を届けたり、オリジナル版の音源配信を希望する声を運営に届けるのを手伝って欲しい。

今のままではオリジナル版が1番影に隠れたままになってしまう。そんなことになるのは1人の高森藍子Pとして悲しすぎる。

シンデレラガールズ7thライブ名古屋公演に行ってきました

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名古屋から帰ってきたらau光の接続障害でインターネットが絶たれてすっげー不便な生活になってるけど、ライブの感想だけは早く書きたかったので予備回線使って書いてるよ。

ということで、東名阪ライブツアーの2公演目、名古屋公演に今回も3泊4日で行ってきました。

なんといっても名古屋公演はツアーで唯一高森藍子さんが出演する公演で、去年もこのナゴヤドームで最高のステージを見せてもらっただけにかなり期待して行ってきました。

それでは以下、まずは公演の感想を。

公演の感想編

テーマソング「ミラーボール・ラブ」と怒涛のダンス曲ラッシュ

今回のテーマ曲「ミラーボール・ラブ」、シンデレラでダンスミュージックといえばこの人、TAKU INOUE氏によるダンスナンバー。

フロアをじっくり弱火から温めていくようにじわじわとアガってくるこの曲は、スタートの曲として見事な役割を果たしてた。

はだけさせた衣装と相まってセクシーさも併せ持っていて確実に興奮の火種に着火していた。

そして2曲目のTulipへ

今回はなんとセクシーギルティの3人が参加、この3人が参加したことでユニット名に違わぬセクシーさを披露。

特に雫の声が随所にセクシーさを醸し出していて、まさかラストの「なんてね」までやるとは思わなかったし、少しからかうような「なんてね」の表現が素晴らしくて思わず唸った。

そこから最初のサプライズ、remix曲のゾーンへ

SS3A以来の登場でビックリ。最初のミツボシを聞いたときに「えっ、そっちやるの!?」って思わず口に出してしまうほどだった。

この時点でこの公演がダンスというコンセプトに全振りしているのはなんとなく感じ取れた。

歌とダンス特化の共演、Nothing but You

「ダンス公演なんだからメンバー全然揃ってないけどNothing but Youやってほしいなぁ。肇ちゃんとかサイバー系衣装あったんだし。」

なんてことを公演前に言ってたら本当に来てしまった。

ダンス特化でキレキレの動きを見せてくれる松井さんと小市さん、歌声で主張してくる洲崎さん鈴木さん原田さんとそれぞれの強みが遺憾なく発揮されたかっこいいNbYだった。

初舞台と初披露、夢をのぞいたら

こずえちゃんとナターリアの初舞台、そして総選挙曲の初披露。

とにかく歌詞がよかった。うろ覚えなんだけど「何か一つでも欠けてたら今ここにいなかった」みたいなことを言ってた気がする。

こういう、今までの軌跡を思い返させるような歌詞の曲を初登場の子に歌わせるなんて運営はこの子たちのPを殲滅する気なのか?という感じだった。

総選挙曲、担当アイドルに歌わせたいよね。

フラッシュバックと上書き、さよならアンドロメダ

初日にこの曲が流れたとき、実は僕、泣いてた。しかも最初だけ。

曲が始まって、天井に星空が描き出された途端に去年の名古屋でこの曲のセンターに藍子さんがいたことを思い出してしまって、その時の情景とパフォーマンスが脳内に一気にフラッシュバックしてきてしまって泣いてた。

でも、もうこの日歌ってるのは藍子さんではない、芯が太く力強さとともにどこか寂しげな歌声をしていたなつきちによって今の瞬間に意識が戻ってきて上書きされていった。

今年はセンターステージで、ステージ四隅の柱には歌詞が紡ぎ出されていた。去年よりはちゃんと演出も見れたと思う。天井に映し出された星座も確認できた。

フロア熱狂のサウンドと関係性を想起させる心揺さぶるパフォーマンス、バベル

ライブ専用のイントロから始まり、1音目から独特の治安の悪そうな音を聴いてバベルであることを確信。

かなりの数のダンサーによる激しいパフォーマンス、コツコツと聞こえる歩く音、そして始まる楽曲、期待度を最大限まで高めて入る演出は最高だった。

少し妖艶さをまとった藍原さんの歌声とやや強く刺してくるような青木さんの歌声が絡み合って織りなす曲はひたすらに体のバイブスを高めてきて気がつけばずっと小スクワットをするようにタテにノッていた。

そして唐突に手を握り合い、背中合わせの歌、最後には見つめ合っての歌とこの二人の関係性を考えさせてくるようなパフォーマンスに痺れた。

しきあす、どうなんだろうね。先天的に持っているものがある一ノ瀬志希と、持ってないことをわかっている二宮飛鳥、どうなんだろうね。

名古屋の新曲枠、Secret Day Break

勘のいいPがパンフレットで美波・奏が並んでることに着目して新曲枠はこの二人では?ということを言ってたがまさかそのとおりになるとは。

個人的にはこの二人でPrettyLiarをやるんじゃないかと思ってたけどきっちり新曲が出てきたね。

がっつり主線2本のハモリ曲、音響の関係でなかなか聞き取りにくかったけどたぶん女神っぽい歌詞だった。

近日イベント開催とのことなので楽しみ。あと職場の美波Pにこのこと報告したら頭抱えてた。

眩しいこの世界はここにあった、Needle Light

サイバーグラスの曲が満を持して初披露。モニターにはグラス型の演出も入り、青と緑のレーザー飛び交うカッコいい演出。

自分の好きを貫き通したいけどそれが怖くて踏み出せない、でも勇気を出して前に踏み出していくこの曲はまさにメガネとオタク、一芸特化の彼女たちの生きて来た道にぴったりの曲だったと思う。

そして大サビの「眩しいこの世界で」の瞬間に一斉に炊かれたUO

落ちサビUO否定派の僕でもこの瞬間だけは一気に光量が上がって眩しくなるのは演出として良いなって思った。

元気をくれる、Neo Beautiful Pain

これは神谷奈緒が、というより演者の松井恵理子さんの話になってしまうんだが、松井さんが僕と同い年でいつもステージの上で全身全霊を込めて神谷奈緒というアイドルを表現して躍動しているのを見ると、同世代がこれだけ輝いてるんだからこっちも頑張らないとなって気持ちにが湧いてきて励まされる。

今回の大サビのハイキックは横から見てたけど完璧で、去年の炎の華の蹴りを思い出すくらいかっこよかった。

やってくれなきゃキレるところだった、Can't Stop

初日にダンシングナイトをやってしまったから2日目は流石にやらないかなぁとちょっとがっかりしてたところに最初の演者挨拶で和氣さんが「止まらないから!」なんて言い出したから「えっ、今日やる?やってくれるの!?」って思ったらホントにやってくれた!

ダンステーマでこの曲やらなかったら流石にそれはどうなのよって思うところだったけど最高にブチ上がれた。

これもやらなきゃキレてた、Hotel Moonside

シンデレラのダンスナンバーといえばこれでしょ。今回やらずにいつやるの?ってレベル。

3rd、4th、5thと見てきて今回はフレちゃんとのデュエット。心なしかこの曲のときだけ演者のマイクの音量を下げて曲の音量が上がっていた気がする。

EDMがひたすら耳に響いてきてどんどんテンションが上っていくまさにフロア熱狂という感じだった。

虹色橋を名古屋に掛けた、2ndSide

実は2ndSideを現地で聴いたの初めてだった。

このときはただただ虹色橋に参加できることが嬉しかったのと、藍子さんが歌っていることを確認していた。

2番の「虹色橋を架けるから」の瞬間にドーム中が一斉に虹色のサイリウムで覆われた瞬間のどよめきは忘れられない。

アイドルの輝きと思いにPたちが答えて思いが繋がる瞬間が最高に好きだ。

森久保乃々はそこにいた、もりのくにから

僕、森久保好きなんだ。

奈緒と森久保でCoのアイドル誰が1番好きか脳内論争を3年以上繰り広げているくらいには好き。

今回、森久保は初めてソロ曲を披露した。

たくさん聴いてたわけじゃない。だって聞くたびに歌詞を噛み締めてしまうから。

千葉のほたるのときもそうだったんだけど、意図的にソロ曲を聴き込んでなかった。

ただ決めていたのは「この曲のときは歌詞を噛み締めて彼女の歌を聞く」ということ。

この曲のタイトルは「もりのくにから」

もりのくにってどこだろう、きっと彼女が書いた絵本の世界だろうか。

そんな世界から”あなた”に向けた手紙。"あなた"はたぶんPのことだろう。

手紙の内容はアイドルとして歩み始めてからの軌跡を想起させるモノ。

引っ込み思案で臆病なもりくぼをアイドルとして輝かせようとした思い出。

歌詞の中に「私がいなくなって、あなたはどうでしょうか?何も変わってないといい、のかな」というのがある。

「のかな」が聴いてて響いてくる。だっていつだって引っ込み思案で自分なんかと言っていたもりくぼが自分の存在が"あなた"の世界に影響を与えていたことを期待してるからこそ「のかな」という疑問形がでてきたはずだ。

失ったときに初めて気がついた"あなた"の存在の大切さに感謝を込めたこの歌とどこか照れ隠しにしている「あなたがいてほしい」というメッセージが僕らの胸に刺さってくる。

そのメッセージが高橋花林さんという最高の表現者によって一挙手一投足すべてが森久保乃々として伝わってきた。

僕らはいろいろな形で偶像だけど確かにそこにいた彼女を支えてきた。そのことに対してこの歌で答えを返してくれたということが響いてくる。報われた。

でも、もりくぼ、今どこにいるの?

少なくともこの曲の中ではいつもいた机の下でも僕の隣でもない。

僕の人生とリンクする、Dear my Dreamers

2日目のソロのトップバッター。

ホームベース付近に作られたステージでの披露。

ホームベースというのは野球で最も守らないといけない聖域。

そしてステージもアイドルが輝く聖域。

この2つが重なった場所で野球アイドル姫川友紀、そして野球声優杜野まこさんが輝いている。

そしてホームベース付近というのはバッターの立つ真剣勝負の場所でもある。

そんな場所で間奏のセリフをすべてカットして全身全霊のダンスパフォーマンスで魅せてくれたのは間違いなく杜野さんの真剣勝負だった。

僕は3年間野球部だった時期がある。それもキャッチャーをやっていた時期もあった。

さらに、僕のいた野球部は特殊で部員4人でスタートする新設野球部だった。

最初はグラウンドに土を盛ってピッチャーマウンドを作り、ホームベースも埋めた。日夜スパイクで走ってグラウンドの土を柔らかくしたりもした。

新入生が入ってついに試合ができるようになったときの嬉しさも、初めて試合用のユニフォームをもらったときの実感も、初めて試合に出たときの緊張も、試合で初めてヒットを打ったときの高揚感も、公式戦初勝利をしたときの嬉しさも、かつての友人たちがいるチームと対峙したときの闘争心も、最後の試合が終わった瞬間の喪失感も、全部鮮明に覚えてる。

何度もグラウンドで泣いたし、笑った。その思い出がこの曲を聴いてると一気に脳裏にフラッシュバックしてきてしまい涙が止まらなくなった。

そして間奏終わり組まれる円陣。試合前の円陣声出しをよくやっていたのでよくわかる。円陣の掛け声でチームの思いが束ねられて1つになる。 この円陣でシンデレラガールズというチームが1つになった。最高のチームになったんだ。

「勝利とは背負うこと、期待と思いを」という歌詞もひしひしと噛み締めた。 試合に出るときその裏には試合に出れない何人ものチームメイトがいる。 そのチームメイトの期待も思いも背負って僕らはグラウンドに立っていた。

「幾度となく見た夕焼け空」だって覚えてる。練習後に何百、何千回と見た空。あれは間違いなく僕の青春の1ページだった。

ありとあらゆる歌詞が僕の人生経験とリンクして、全力で応援したいという気持ちで声を張り上げながらも涙が止まらないという不思議な体験をした。

念願の初披露、スパイスパラダイス

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今年の1月、初めてデレステで担当が上位報酬になったイベントがスパイスパラダイスだった。

最初は日清カレーメシとのタイアップ曲。それがデレステ用にアレンジされての登場。

デレステをプレイして3年。初めての担当上位がとにかく嬉しかった。

それと同時に僕にとってこれは試練だと思ってた。

僕は高森藍子のことを担当アイドルと言って3年、モバマス最初期からのPに比べると4年ほど後発で彼女の魅力と出会った人間だ。

後発であることの負い目があった。どんなに調べて彼女のこれまでの軌跡のことを知っても、絶対的な体験時間の差はどうあがいても埋まらない。 昔からの人たちに比べて僕はまだ「高森藍子担当Pです」と胸を張って言えるだけの自信がなかった。

だから、このイベントは僕にとって自分が高森藍子Pであることを自分自身へ問うためのイベントでもあった。

やれるだけのことはやる。仕事の合間を縫って2端末を交互に充電しながらひたすらイベントを走る。睡眠だって削る、石だって割る、生活リズムを全てイベントに合わせる。それだけのことをやった。走りきったときに満足感があった。自信がついた。

その思い出の曲の初披露だった。会場全体がUOでオレンジに包まれる中、僕は黄緑色のサイリウムも3本持って振っていた。

あいにく座席の都合でねこさんの姿はモニターでしか見れなかったがそれでも歌声とダイナミックで大きく動くダンスは全身で感じた。

見ているときになんだかよくわからない感情に包まれてしまってコールが満足にできなくなってた。あの感覚はなんだったのか今でもよくわからない。泣いてはいなかったと思う。

この曲、出自がタイアップ曲ということでちょっと解釈が難しいところがある。具体的に言ってしまうと、スパイスの名前の必要性が僕にはまだ理解できていない。

P.C.SのPaletteやトライアドのTrinityFieldと彼女たちのユニットのあり方を表現してきた曲があるなか、そこに肩を並べていたはずのポジパの曲がタイアップからの編曲でカレーから離れられない内容で、イベントコミュは劇中劇でユニットの掘り下げは少ない、CD表題曲にもなれず、2DリッチMVもない。はっきり言って不遇で納得できていない。

それでも、歌う彼女たちは何も悪くないし、この曲を精一杯表現しようとしているのだからその気持ちには答えたいという思いが突き動かしてたのだけは確かだ。

無重力シャトル

やっぱこの歌好きなんだよな。

この曲でも藍子さんが歌って踊っていた。さらに言えば2日目はとにかくカメラに抜いてもらっていた。

楽しそうな笑顔で大きく動くダンス、揺れるポニーテール、そのとき僕は金子有希さんを見ていたはずなのに高森藍子さんの姿を幻視した。

EZ DO DANCE

いや、まじで全然聞き覚えがなくて最初「なんだこれ?」ってなったしDJ KOOと言われても「誰だこの派手なおっさん?」ってなったんだよ。

終わったあとに同行者と「小室哲哉わかるよね?」「わかる」「安室奈美恵とかもわかるよね?」「わかる」「じゃあなんで知らんの!?僕らの世代がSMAP夜空ノムコウとか知ってるレベルで有名だよ!?」と散々煽られた。

音楽番組にそんなに馴染みがなかったから聞かなかったのか、よくわからんが知らんかった。

それでも曲はぶち上がったのでとりあえず合わせてノッてた。

2日目のDJコーナーでのTRFメドレーについては逆に全部聞き覚えがあって、そのことを話したら「なら余計になんでEZ DO DANCEだけ知らないの!?」ってまた煽られた。

このときだけは完全にアイマスの文脈と隔絶されて、ただのパリピとしてライブの空気を楽しんでいた。

TRUE COLORS

この曲、やっぱりダメだ。泣いちゃう。

シンデレラガールズの個性の豊富さを虹の色に見立てた曲。

「あなただけの色と私らしい色で虹の橋を架けよう」という歌詞はまさにアイドルマスターにおいてのプロデュースという概念を歌っていると思う。

プロデュースってのは二人三脚なんだ。Pだけが一方的に押し付けても輝かないし、アイドルだけでは気づけない輝きもPがいれば見つけられる。

そういうものだと思ってるから、Pというロールを演じる僕らの存在は肯定される。 そして肯定されるとき、僕らがこの作品に費やしている時間、お金、思い、の全てが意味を持つ。

居てよかった、居ないといけなかった、やってきたことは正しかった、だから彼女たちは今目の前で輝いている。

「同じ時代に生まれた奇跡」

「私の大好きなあなたと一緒に虹の橋を渡ろう」

ここまで全肯定されることある?ここまで言われてこれからも彼女たちを支えていこうって気持ちにならない人いる?

アイドルと僕らの関係とこれからの未来への一歩を歌ったこの歌が本当に好きだ。

まとめ

Danceというコンセプトに全振りしたライブだった。

全体的にこれまでのアイマスライブにあったパフォーマンスを通じてアイドルたちの成長と軌跡を感じ取って感動するというよりはただただ楽曲の強さでノッて楽しむというタイプのライブだったと思う。

僕はお祭り好き、言い換えればパリピの性質も持っているのでそっちの方向についてはとても満足できた。150点くらいあると思う。

だからこそ、ソロ曲ができないアイドルが出てしまったのも仕方ないだろうし、その批判を覚悟の上でコンセプトを貫ききったスタッフ陣は良かったと思う。

それでも流石に「もりのくにから」だけはやらないと暴動が起きるのをわかっていたのだろうか、ダンス中心のセットリストにねじ込んできた感じがあったが、花林さんのパフォーマンスがその浮いてしまっていた存在を1つ突き抜けた存在に昇華してくれたと思う。

今回ので「犠牲が出てもコンセプトを貫く」という制作陣の思いはわかったので大阪のロックも楽しみだ。

ライブ関連写真

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高森藍子役の金子さんのメッセージボード

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姫川友紀役の杜野さんのメッセージボード

千葉と同じく名古屋では中日ドラゴンズのスローガンを書いてくれていて、本当に野球好きとして、姫川友紀のパートナーとして信頼できる。

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参加した金子さん宛フラスタ。今回も200人超えとたくさんのPが藍子さんと金子さんを応援しているんだなとしみじみ。

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藍子関連フラスタたち。

今回多かった気がする。藍子単独だけじゃなくてビビッドカラーエイジやアインフェリアと行ったユニットに、金子さんとの事務所繋がりかと思いきやライブ直前にナチュラルハーモニーとしてユニット化された智絵里とのフラスタも。

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ライブ会場で毎回撮ってるAR撮影。前日物販に行くと人が少ないのでとても快適に撮影できた。

食い物編

遠征ということでいつもの。

Day0 昼

あんかけスパの店「ヨコイ」のミラカン1.2倍盛り

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Day0 夜

マグロセンター栄伏見店

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スプーンでマグロを削り取って食べるという体験が最高だった

Day1 昼

コメダ珈琲。東京にもあるけど名古屋での店に行くという実績解除のために行った。

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Day2 昼

名古屋駅の廣寿司。ナターリアデビューおめでとう祝い。

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Day2 夜

トークが盛り上がっちゃって全然写真がないんだけど、こちらの店に行ってた。

実は去年もこの店に行っていて、このツイートをした店員さんとも名刺交換していたので今年も行かせてもらった。

名古屋メシをだいたい制覇できて名古屋駅すぐ近くなのでとてもいい店だった。

Day3 昼

名古屋駅竹葉亭 ひつまぶし

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東京に本店がある店らしいけど名古屋式の焼き方をしたひつまぶしもあったのでせっかくだからと入店。

4000円クラスの鰻を自腹切ったの初めてかもしれない。

名古屋式の焼き方は蒸さないらしく、パリッとした焼き上がりが特徴らしい。

そのまま食べると香ばしさが口の中を包み美味しい。

出汁を掛けて茶漬け風にすると、出汁の優しさとパリッとした食感がマッチしてこれも美味しかった。

7thライブ名古屋公演と高森藍子

概要

名古屋公演は楽しかった。それは間違いない。感想記事でも書いたたがパリピとしての満足度は150点だ。

でもそれとは別にあるアイマスPとしての感情だとこのライブの満足度は低い。そのもやもやした気持ちをここに吐き出しておきたい。

周年ライブは1年に1度の発表会である

シンデレラガールズのライブはほぼ1年に1回だ。ツアーになることもあるが歌う楽曲は大きく変わらない。

この周年ライブと呼ばれるライブは僕にとっては1年間、担当アイドルにあった展開の集大成の発表会だと思っている。

新しく発表された楽曲の披露はもちろん、前回見たときからの変化や今回きりの思いを見て受け止めることを期待している。

今回で言えばダンスというテーマに対してアクティブではあるがダンスというイメージのない高森藍子が自分の楽曲を通じて何を見せてくれるのか?というところにめちゃくちゃ期待していた。

だからこそ、僕はソロ曲の披露はお散歩カメラよりもステップと振り付けの多い青空リレーションだと確信していたし、披露されたときに最高の景色を演者に見せられるように5thツアーのときの色変えの話を事前に広めようとしていた。

見れたものと期待値の乖離

今回藍子は以下の曲を歌った

  • ミラーボール・ラブ

  • Flip Flop -For SS3A Rearrange MIX-

  • 2ndSide

  • スパイスパラダイス

  • 無重力シャトル

  • Yes!Party time!!

  • Stage Bye Stage

  • TRUE COLORS

  • お願いシンデレラ

全部で9曲。そのうちほぼ全員参加の曲が4曲、10人前後で歌った曲が3曲、ユニット曲と言えるのはスパイスパラダイスのみだった。

確かにたくさん歌った、ねこさんは全力だった。いい顔をしていた。それは間違いなく最高だった。

だけど、今回、高森藍子のステージとして主役に立ったのはスパイスパラダイスしかなかった。

全体曲はもちろん、FlipFlopもSS3Aリミックスという似て非なる曲になってしまっている時点で、この曲は藍子と茜の曲ではなくてサイバーグラスの曲になってしまっている。原曲リスペクトという意味での選出はありがたいと思うし、むしろ居なかったら「なんで?」って思ってただろう。

でも聞きたいのは高森藍子が歌ったFlipFlopだったんだ。

打ち上げでサイバーグラスのPから「やっぱ二人で歌ってるの見たいよなぁ」って言われたときは「わかるわ」という気持ちと「そんなことより先に原曲版を茜と藍子の二人で早く披露してくれ」という気持ちが混ざりあって複雑な顔をしてしまった。

もちろん、ライブだからこそいろいろな曲に挑戦して見たことない可能性を見せてくれるのも良い。去年のさよならアンドロメダなんてのは好例だ。

それとは別の期待として彼女がこれまで歌ってきた歌の今の姿を見たかっただんだ。

ライブは生き物で同じライブは2度存在しない。だから2019年の7thライブという記憶にソロ曲なしは正直かなり期待を外されたし、これだけで今回のライブの高森藍子Pとしての満足度は70点くらいまで下がる。

Snow*Loveだってほぼオリジナルのメンバーが揃ってた。でもやらなかった。

ダンスの激しい曲なら絶対特権主張しますっ!だってあった。勇ましい曲なら生存本能ヴァルキュリアだってあった。でもどれもこれも今回は見れなかった。

スパイスパラダイスのメンバー選出はポジパ+凛卯月という構成のはずが、かなりの人にはニュージェネ+藍子に見えたと思う。そうじゃない。あの曲はポジパの曲なんだ。あれなら未央と2人で歌うほうが良かったとさえ思える。

結局お前は何が見たかったの?

僕はアイマスPのお気持ちの8割位はどんな理論付けしてても結局は「俺の担当の出番や見せ場がすくねぇ」に集約されると思ってる。

それが今回見事にブーメランとして自分に返ってきたという感じだろう。

やっぱり僕は周年ライブ唯一の参加公演だったので「今年の高森藍子の集大成をステージの中心に立って見たかった」ということなんだと思う。

今回演者が33人。シンデレラは毎年新規ボイスが増えているのでこれからも演者の数は増えていくだろう。ライブの回数が増えて出番が増えていくというのが理想だが、現実的にそうはならないと思うのできっと今回のようなことは今後も増えてくると思う。

だからこそ今回の「今まで当たり前のようにあったソロ曲という全観客の視線を受ける最高の見せ場がなくなった」ということの経験はよく覚えておかないと今後もまた同じがっかり感を味わうことになってしまうだろう。

野球の試合も自分の贔屓の球団の試合だとそっちの応援に熱が入って結果に一喜一憂するほど熱狂する。だけどそうでなければ純粋に野球という競技を楽しむ。

アイマスライブも一緒で担当がいれば担当の活躍に期待し、願う。居なければ新しい発見などを求めてライブそのものを楽しむ。

きっとそういうことなんだと思うし、この経験をしてわかったことは「やっぱり僕は190人いるシンデレラガールズの中でも高森藍子が1番好きだし、1番輝いているところを見たいし、そうなってほしいと願い応援しているんだ」ってことだった。

THE SURVIVAL M@STER 4th Missionを開催しました #サバマス

バンナムフェスの余韻取れぬ中、アイマスPオンリーサバゲ交流会「THE SURVIVAL M@STER」略してサバマスの第4回を開催してきました。

場所は千葉のダブルクロスさん。前日に千葉県は警戒レベル4が発令されるほどの大雨に見舞われ、会場付近の養老川も一部氾濫が発生するなど心配な天候でしたがなんと無事開催できました。

「いくら天気が良くなったと言っても、足元はドロドロで歩きにくいんだろうなぁ」という覚悟で行ってみたらびっくり。

全くと言っていいほど水たまりや滑るような泥の部分がなく、非常に快適に遊べました。

オーナーさんいわく、小高い丘にあり水はけが非常に良いとのこと、心配が杞憂に終わってよかった。

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今回の参加は総勢12名。TwitterなどのSNSでの参加者を募らなかったのでいつものアイマストドンの人とその知り合いPたちでした。

サバゲ初挑戦は1名。ソレ以外は4回目ともなると自前装備を用意する人も増えてきてビシッと決まった人が多かったです。

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かくいう主催の僕はプレキャリで担当アピール

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サバマスを期にサバゲにハマってガンゲイル・オンラインの影響からP90を買った馬場このみPも取り回しの良さを活かして狭いところを攻めてました

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今回初参加・初サバゲの喜多日菜子Pも主催が貸したHK416Dで奮闘。慣れない重さのおもちゃに疲労困憊になりながらも楽しんでもらえたようです。

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そして今回は16時くらいにゲームを切り上げて、打ち上げのBBQも開催しました。

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ゲーム内容はフラッグ戦にポリタンク戦、スパイ戦にスポンジブレードの近接武器OKの特殊ルール戦とほどほどにガチすぎないゲームを行いました。

フィールドも起伏のあるエリアと平坦なエリアのバランスが良く、体力のある午前中は起伏の方、午後は疲れてくるので平坦な方といろいろな使い方ができました。

じわじわと広がっているサバゲーマーPの輪、これからも広げていっていずれは20人規模でもっといろいろなフィールドで貸切ができるといいなと思ってます。

今回も参加してくださったPの方々、ありがとうございました。

バンダイナムコエンターテインメントフェスティバルに行ってきました

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普段はアイマス単独のライブばっかり行ってるけど、バンナム関連作品が集まるフェスということで当然アイマスも参加。場所は東京ドームという大規模ということでいかないわけにはいかないよなぁ!ということでアソビストア先行で2日間通し券を手に入れて行ってきた。

フェスということでアイマス以外も当然参加していて、その中にはガンダムだったり、ギアスだったり、テイルズだったり、アイカツだったり、ラブライブだったり、モモーイだったりと有名作品が集まっていて普段見ない作品のライブパフォーマンスが楽しみの1つだった。

アイマスも全作品が集まるということで期待が高まる中行ってきた2日間の感想をここに書いておこうと思う。

先陣を切るのはアイドルマスターSideM


THE IDOLM@STER SideM「Beyond The Dream」視聴動画

最初の曲はなんだ?REASONか?DRIVE A LIVEか?BEYOND THE DREAMか?って思ってたらBEYOND THE DREAMだったね。

SideMの2つ目の全体曲であり疾走感のあるメロディはバンナムフェスの開幕にぴったりだった。

1日目はSideMがいることもあり、客層に女性が多く見えた。

だが、アイドルマスターSideMは「女性層を狙ったアイドルマスターシリーズ」では無く、「男性アイドルたちにフォーカスしてアイドルマスターの大方針に沿って描いたアイドルマスターシリーズ」であり、男女問わず楽しめる作品だ。

その証拠に、MCで小野坂さんが男性参加者向けに「君たち、SideM好きなの?」って問いかけたときに会場は割れんばかりの野太い歓声に包まれた。

もちろん僕もSideMのライブパフォーマンスに魅せられたPの1人なのでめちゃくちゃ楽しんだ。


「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」ゲーム内楽曲『トレジャー・パーティー!』MV

たのし~~~~~~


「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」ゲーム内楽曲『永遠(とわ)なる四銃士』MV

カッコイイ~~~~~


「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」ゲーム内楽曲『Baile Apasionado』MV

声がエッロい~~~~~

ワールドトレジャーからの3曲、既存のユニットではなく新しい組み合わせで世界各国をテーマにした楽曲シリーズ。

フランスとスペインがカッコよすぎてまた現地で聴けて最高だった。剣振り回したりバラ咥えて出てきたりシビれるわ。


Study Equal Magic!MV [SideM LIVE ON ST@GE! / エムステ]

東京ドーム47000人でタケノコダンスできたやったーーーーーーーーーーーーー!!!

たぶんSideM知らない人からすると「なんだこの全編トンチキダンスは!?」って思ったと思うけど、それがいいんだよ。

あと初見インパクトがべらぼうに強いけど実はこの曲の歌詞、言葉遊びがふんだんに使われていてめちゃくちゃいいので興味持ったらまた聴いてみてね。


[SideM LIVE ON ST@GE!] バーニン・クールで輝いて MV (1080p, 18.5:9)

SideM屈指のブチ上がりコール曲。普段は女性が圧倒的に多い現場なのでちょっとかわいらしい「オイ!オイ!オイ!」なんだけど、今回はだいぶ野太かったねぇー。


'PRIDE STAR' MV (1440p HD) [SideM LIVE ON ST@GE! / エムステ]

5周年アニバーサリーソング、数万人規模の会場では初披露だった。早く音源出して。

そしてなんと言っても西川兄貴とのコラボで披露されたDRAMATIC NONFICTION


DRAMATIC NONFICTION MV [SideM LIVE ON ST@GE! / エムステ]

SideMのセンターを飾るユニット「DRAMATIC STARS」の曲で、1日目のMCを努めた仲村宗悟さんがセンターの天道輝役を演じてる。

流れた瞬間に「え!?しゅごんソロでやるの!?」って驚きからの「西川貴教ーーーー!!」のこれでもう血管ブチギレそうなくらい叫んだ。そうだよフェスはコラボやらなきゃなぁ!

響いてくるアツさ、FLOW

テイルズシリーズもギアスも全くやっていないので完全にFLOWは初見だった。

それでも普段アイマスでは殆どやらない生音演奏に力強く魂のこもった歌唱が心に響いてきた。

FLOWというとDAYSが真っ先に思い浮かぶが、今回はテイルズ枠ということで知ってる曲は1曲もなかった。

それでも、風の唄で会場を一体感で包み込んだ瞬間に「あ、これは良いものだな」ってのを感じた。


Tales of Zestiria the X OP / Opening - "Kaze no Uta (風ノ唄)" by FLOW「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」

配信で買った。

アイマス”より長く見てきた"ガンダム"

実はそうなんです。

ガンダムをリアルタイムで追っかけた回数はそんなに多くないんだけど、ゲームとかの媒体で知っていたのでたぶんもうかれこれ15年以上は薄く長く見てるコンテンツ。

今回はSEEDシリーズのOPを手掛けた西川兄貴や玉置成実さんなどが登場ということで、正直「ガンダム40周年なんだしSEED以外の曲もやらないかなー」とか「玉置成実は最近BEYOND THE TIMEのカバーやったよね?ワンチャンあるかな?」とかそういうことを考えてた。

結局、順当にSEEDの楽曲をやったんだけど、それでも長く追ってたコンテンツのライブを見れたのはとてもいい体験だった。


T.M.Revolution 『INVOKE-インヴォーク-』

やっぱイントロ聴いた瞬間にアガるんだよなぁ~~~

玉置成実さんはRealize聴けただけでもう満足。というかデビューの時14歳ってマジかよ……

SEEDももうだいぶ前の作品だし、曲聴いて、映像を見てると懐かしさが込み上げてきちゃって、ガンダムなのになぜか泣きそうになってたよ。

でも映像がことごとく作中のキャラクター退場シーンを集めてたのでちょっと笑ってしまった。

ハイネのシーンで「ハイネェェェェ!」って叫びそうになったのは必死にこらえたけど、結構叫んでる人いたみたいね。

圧倒的存在感、Every Little Sing

テイルズに楽曲提供してたことに驚いた超メジャーアーティストを生で見れる機会がまさかこういう形になるとは思わなかった。

出逢った頃のように」とか曲名を全然覚えて無くても聴けば「あ~~~この曲か~~~」って思い出すくらいにはTVでよく耳にした歌声を生で聴けるのが最高だった。

声量が凄すぎてマイクがぶっ壊れるんじゃないかってくらい響いてたし、いっくんの挙動がかつて見た「うたばん」に出てたときと何も変わってなくて感動した。

前向きなメロディが刺さるアイカツ

披露されただいたいの曲のメロディが綺麗で前向きなのが印象的だった。疲れた心に刺さりそう。

https://youtu.be/fTnJjvYZkdU


アイカツ!ミュージックビデオ『START DASH SENSATION 』をお届け♪

1番馴染んだのがこの曲だったんだけど、作曲が石濱さんで、アイマスだとKawaii make may dayとか最近だとステップスキップとかを提供しているコンポーザーの方だったのでそりゃ馴染むよな!って思った。


アイカツオンパレード!ミュージックビデオ『アイドル活動!オンパレード!ver』をお届け♪

これは入場前にアイマスP兼任アイカツおじさんから「コールは追っかけだから簡単!すぐにできるよ!」って教えてもらったおかげで初見だったけどなんかコールできて楽しかった。

声優ってやっぱすげぇな、桃井はるこ

ワンダーモモーイ、もちろん初めて見たんだけど曲中であれだけ声質が変わってかわいらしい声と力強い声を使い分けるのは声優という職業の武器だよなぁ1

そしてMCでは燕党としてれいちゃまと野球トークを炸裂させててめちゃくちゃおもしろかった。

ちなみに東京ドームにあるバンナムの看板にホームランを当てるとガンプラが貰えるらしい。

からの、コラボでバレンタインの披露!

もちろん現地で聞くのは初めてでコールもおぼつかなかったけど、モモーイ提供なのは知っていたのでこのコラボの貴重さはわかったし、噛み締められた。

バンナムフェス最大の衝撃、Guilty Kiss

ラブライブから唯一の参加、でも凄かった。

力強いサウンドあり、蠱惑的なサウンドあり、歌唱に乗ってる気持ち、運動量、どれを取っても2日目のベストアクトだったと思う。

6曲連続で披露する体力もすごい。


【試聴動画】ラブライブ!サンシャイン!! ユニットシングル Guilty Kiss「Strawberry Trapper」「Guilty Night, Guilty Kiss!」


【試聴動画】ラブライブ!サンシャイン!! Guilty Kiss「コワレヤスキ」「Shadow gate to love」

コワレヤスキが1番刺さったんだけど、センターステージで歌唱してるときに2日目はアリーナD12で思いっきり顔が見えてめちゃくちゃいい顔と目をしていたのが刺さった。

後半戦のトップバッターとして素晴らしいものを見せてくれたと思う。

普段アイマスばかり追っかけているので新鮮だったというのもあるんだけど、アイマスが基本的に成長物語で楽曲やライブだけじゃなくゲームを追うことで物語の理解を積み重ねてバックボーンを組み上げてライブから感じ取るモノを強めていくという傾向があるのに対して、初見の人に対してパフォーマンスだけでこれだけ引き込んで来れるのは今のアイマスには難しい芸当だなって正直感じた。これがアイドル作品最大規模のコンテンツの力…!

勝手な憶測だけど、この後にアイマスはアンティーカやストレイライトやインディビジュアルズやLippsが控えていて、このパフォーマンスに刺激を受けてギアが上がっただろうなって思った。

駆け抜ける走馬灯、アイドルマスター

おまたせ、残りのアイマスの感想だよ!

SideMだけ別途書いたのはちょっと質が違うからだ。許してくれ。

今回のアイマスは1日目が765ミリオンスターズ、シンデレラガールズ。2日目が765PRO ALL STARS、シンデレラガールズ、ミリオンスターズ、シャイニーカラーズ、ゼノグラシアだった。

もうこのブログではさんざんアイマスのライブの感想を書いてるので、いくつか要所に絞って感想を書くよ。

まずシンデレラガールズ。初日のトップバッターがニュージェネのできたてEvo! Revo! Generation!。

2016年の4thライブ以来の披露になったのと、最近知り合いの予習に付き添ってシンデレラガールズのアニメを見直してたというのもあって、すごく懐かしい気持ちになった。

シンデレラガールズのアニメの重要な要素に本田未央の成長というのがあるんだけど、その成長の過程が走馬灯のように頭の中を駆け抜けていったと同時に、衣装がスターリースカイ・ブライトだったの更に追い打ちをかけてきた。 この衣装は2015年に始まったデレステの最初のキービジュアルになった衣装なんだけど、大きなライブでニュージェネがこれを着るのは初めてで、見た瞬間に懐かしさがMAXになってしまって泣きそうになってた。

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アニメを見直していたせいで追加ダメージを受けたのは2日目のStar!もそうだった。


【アイドルマスター】「Star!!」(歌:CINDERELLA PROJECT)

アニメのOP曲だったこの曲を聴いて、センターステージに現れるアイドルたち、僕の視線が最短距離で捉えたのは前川みく役の高森奈津美さんだった。

今じゃ高森藍子担当Pなんだけど、アニメ放映当初、つまりシンデレラガールズと出会った当初は前川みく担当でもあったから、この曲で目の前に高森さんが居たことは幸運が重なった小さな奇跡みたいなものだなって思った。

ここまで書くと察しが付いた読者の人もいると思うんだけど、もちろんOωOver!!も込み上げてくる懐かしさと共にたぶんブロックで1番早く「にゃ”あ”!」ってコールしだしたと思う。

シンデレラガールズの選曲はココ数年で他のコンテンツのファンの心に刺せる選曲だなって感じだった。良くも悪くも何度も聴いた曲なので今回特段ヤバいって感じのパフォーマンスには感じなかった。

クレイジークレイジーとか照明演出が物足りないなって感じたり、Tulipで余計な合いの手が耳に飛び込んできて集中をかき乱されたりはした。二人とも傘忘れたらただのずぶ濡れやぞ。

次にシャイニーカラーズ。

やっっっっっっと現地で聴けた。ヒカリのdestination近藤玲奈さんの歌声が今まで聴いた中で1番堂々としててびっくりした。1年経って少しずつ自信がついてきたのだろうか。これからどんどんパフォーマンスが磨かれていくのかと思うとめちゃくちゃ楽しみ。


【試聴動画】THE IDOLM@STER SHINY COLORS BRILLI@NT WING 02 ヒカリのdestination

アルストロメリアはセンターステージで披露。テンカチャンのソロパートで応援する2人の姿を見れたし、途中で三拍子になるパートがやっぱり好き。


【試聴動画】THE IDOLM@STER SHINY COLORS BRILLI@NT WING 05 アルストロメリア

アンティーカはもう成海瑠奈に尽きる。1番気合入ってたし、声がいつもよりかっこよく鋭かった。

現地で「アンティーカ!」って叫べて楽しかった~~~~!


【試聴動画】THE IDOLM@STER SHINY COLORS BRILLI@NT WING 03 バベルシティ・グレイス

放クラは楽しい。ひたすら楽しい。いつだって全力、それがいいんだ。


【試聴動画】THE IDOLM@STER SHINY COLORS BRILLI@NT WING 04 夢咲きAfter school

そしてストレイライト。WDCはサマパで初披露してから2回目の披露だったけどやっぱカッコいい曲だわー。

サビ入りのところの「諦めない、絶対!!」が最高にブチ上がる。


【試聴動画】THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 06

次にミリオンスターズ

1日目に中村さんとミンゴスがルミエールパピヨンを着ている時点でもうなんか、込み上げてきてた。

ASとミリオンがいくら合わせて765ミリオンスターズだよって言われてもやっぱり順番の差とか歴史の差を感じちゃうところはどうしてもあったんだけど、ミリシタで本格的にASとミリオンスターズをまとめて展開していくぞという流れになってきたところでこれを見たら、なんだか1つの時代の転換点を見ているような気持ちになった。

そんな気持ちはミンゴスが入ってついにオリジナルメンバーでの披露になったEternalHarmonyでも思った。ミンゴスの力強い歌声があの楽しい楽曲の中に入ったのがとにかく嬉しかったし、ミンゴスが楽しそうだったのが最高だった。


「ミリシタ」Eternal Harmony (Game ver.) 徳川まつり、エミリー、如月千早、ジュリア、豊川風花 SSR

HOME, SWEET FRIENDSHIPも中村さんが参加し、深層マーメイドには沼倉さんが参加したことで、いい曲なんだけどやっぱりどこかピースが足りなかった気がしていたのがやっと真の姿で見れたという感じがあった。

アイマスはオリジナルメンバーにこだわらずいろいろな編成で楽曲を披露する事が多いけど、それゆえにオリジナルメンバーでの歌唱ということの希少価値を上げていて、オリジナルメンバーでの披露を待望する声が大きくなっていくのは仕方がないことなのかなって思ってる。

1日目の締めはFlyers!!!。衣装がルミエールパピヨンだったから察せてはいたんだけど、やっぱ何度聞いてもイントロで初めて公開された福岡公演、走ったイベント、SSAで目の前で見た光景、色んなものを思い出してしまう。

2日目は名義が分かれてASとミリオンスターズは別枠。ASが単独名義で参加しているライブは実は初現地で、ASのみのREADYも自分REST@RTも初めてだった。LEADERはもちろんリリイベ除けば初披露だし。

自分REST@RTのイントロを聞いたときにはすぐにUO折ってたし、気がつけば「行くゾォォォォ!!」って叫んでた。

ミリオンスターズの披露曲は想定通りMTGのユニット曲、直近でツアーを追ってきて聞いてきた曲たちでもあり、花盛りweekendでの平山さんの伸ばし方の変化やハーモニクスの気合の入り方、ちょっと楽しそうになった表情の変化などを楽しめたが、やはりこれも慣れてきた感じがあり、今後のパフォーマンスで今までと違うものを感じ取って唸るときが来てほしいなと思った。

だからこそ、本当の意味でフェスとしての価値があったのは「FairyTaleじゃいられない」だと思う。

ミンゴスが歌うのも初めてだし、アイラさんとコラボするなんてここでしかできないし、本当にこれが1番強かった。

そしてアイラさんといえばゼノグラシアの楽曲も話さずには居られない。

元々ロボットアニメが好きだったので見る機会があったときはとても楽しんで見れた。アイドルマスターとして見るのではなくロボットアニメ、それも人間ドラマ寄りのロボットアニメとして見るととてもいい作品だと思った。

アニマスよりも前の作品で、2019年にそれがライブの背景で映像として流れ、OP曲がライブで披露され、新グッズが登場するというのは本当にこれっきりかもしれないからめちゃくちゃ噛み締めさせてもらった。

最後に2日目の最後のアイマスラッシュについて。

ToP!!!!!!!!!!!!!はもう何回か現地で聞いてる曲ではあるけど、ToPという文字に込められたいくつもの意味、!の数がAS13人だけのことじゃない話、いろいろなエピソードが詰まっているこの曲を聞いてるとまだ数年なのにとても懐かしい気持ちになってくる。

次にSpread the Wings!!

シャイニーカラーズ最初の曲だけど初めて19人が横並びになって披露し、その現場に居られたことが嬉しい。

1年半という短い時間だけどアイドルをプロデュースし、敗北も勝利も悩みも笑顔も見てきたというのが横並び一線にならんだアイドルたちを見たときに頭の中を駆け巡って感情の濁流を生んでいた。

もうこの段階で胸が一杯になっていながら始まったUNION!!

もうね、ここでUNIONやられちゃうともうダメだよね。Flyers!!!でもThank you!でもダメだったと思うんだけど、ミリシタ1周年でめちゃくちゃ苦労して取った1周年イベントのことを思い出したり、それから1年間のことを思い出したりとただでさえ濁流決壊寸前みたいな状態だったのに追い打ちが入って涙腺が決壊しちゃった。

周年曲は当時のことを思い出させてくるからやっぱダメ。

で、ぐしゃぐしゃな感情の中、2日目のシンデレラガールズの衣装にレインボー・カラーズがあったことを思い出して、「あっ、このあとTRUE COLORSやられたら立てなくなる」って思ったんだ。

実際はGOIN'!!!だったから助かったんだけど、この曲も3rdからずっと聞いてきた曲で、またこの曲の思い出が1ページ増えたなって思った。

そして最後は「The world is all one !!

選曲完璧!それしかねぇ!!!!

最後に

正直、デレの千葉公演、ミリオンのSSA、そしてデレの名古屋公演の間にあって、フェスといいつつアイマス比率がめっちゃ高くてフェスとして成立するのか?と若干不安だったところがあったんだけど、無事知らないコンテンツにぶん殴られて楽しめた。

でもやっぱり、フェスって言うからにはもっとコラボやって欲しいし、最後の実質MoIWみたいなセトリもアイマスPとしては嬉しいけどフェスとしてはちょっとごちゃまぜ感が足りないかなーって思った。

あと1曲のためにELT呼べるならBUMP呼んでカルマやって欲しいし、CHEMISTRY呼んでWings of wordsやって欲しいわ!!!!

次回も開催されるらしいのでその時にどうなるかが楽しみ。

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  1. 同じことを小岩井ことりの「Maria Trap」を聴いたときにも思った