まえがき
みなさんは覚えているだろうか。去年の11/29にこんな記事を書いたことを。
この記事は大変多くの人に読まれ、各所で感想を見たりエゴサしたりした。概ね「威勢のいい飛び込み方」「期待の新人」みたいな評価だった。
気がつけばGoogle検索で「アイマス 沼」で検索するとトップに出てくるようになっていたりとこのブログ1のコンテンツになっていた。
当時は高垣楓さんを目にしてこんな感想を言っていたり、彼は初々しかった。
最近アイマスにドハマリした後輩が「楓さんが想像以上にダメな大人だった…」って言い出して周りのP一同が「新鮮な感想だ」って感動してる
— まぐろう@デレ7th千葉現地 (@frozentuna) December 17, 2018
そんな彼が今どうなったかをここに記しておく。
ストーリーコミュで深みへ
シンデレラの6thメラド、ミリオンの5thディレイとライブコンテンツから入った彼、ライブ後はまずデレステとミリシタのストーリーコミュでアイドルを掘り下げていった。
彼は非常に感受性が豊かで、ストーリーコミュを読む度に怪文書を書いて周りのPたちを楽しませていた。過去ログを漁るのが難しいが、アイマストドンのどっかにそれらはあるだろう。
覚えてる限りの一部を抜粋しておく。
「大人びた態度取ってる癖に煽られるとムキになっちゃうそういうとがクソガキなんだよなぁ~」 - 速水奏ストーリーコミュにて
「矢吹可奈、怖くない?」 - 矢吹可奈ストーリーコミュにて
「恵美と可憐、可憐のほうが芯がしっかりしてるところがいい」 - 所恵美ストーリーコミュにて
「俺は大人の女性が弱みを見せるところに弱いぞ。グワアアアアアア」 - 百瀬莉緒ストーリーコミュにて
「解釈違いが…ない!」 - 野々原茜ストーリーコミュにて
「出会う順番が違ったらたぶん俺も豚になってた」 - 天空橋朋花ストーリーコミュにて
そしていつしか彼は僕のことを「先輩」と呼ぶようになってた。中学の野球部以来にそう呼ばれた。
みんな大好きゲッサン版ミリオンライブ
僕が全巻貸した。これは読むべきだと思っていたから。
返ってきたときに彼はこういった。
「伊吹翼のこと、わがままなクソガキかと思ってました。でも違いました。ただただ無邪気で純粋な子でした。」
きっちりとゲッサンは彼に響いたようだ。
先輩、牙を剥く
ゲッサンを読み終わって返しに家まで来た日、僕はこんな仕掛けをした。
「このライブ、茜ちゃんめっちゃ活躍してるから見てみてよ」 そういっておもむろに再生を始めたライブブルーレイはミリオン4thライブDay3だ。
もう1度言っておく。僕は茜ちゃんが活躍することしか伝えてない。
トップバッターでHeart♡・デイズ・Night☆を歌い、Sweet Sweet Soulで華麗にラップを決める茜ちゃんを見せた。
そして大詰めに何も知らない彼にこの曲を突きつける。
「君との明日を願うから」
彼は号泣した。
新しい沼へ
シンデレラとミリオンを一通り覚えてきたところで彼は新しい世界を見る。
そう。シャニマスだ。
出会わせたのは簡単だ。アイマス沼へ足を引っ張った僕とその仲間たちがまた足を引っ張った。
やんややんやと興味を弄び、始めて見ればすぐ沼へ。こうなるのはわかっていた。
毎日のように彼のプレイを職場の休憩室を使って僕とその仲間合わせて4人で見守り、W.I.N.G優勝と初TRUE ENDを見届けた。
いつしかこの5人は「業務後クライマックスボーイズ」という名がついていた。
適正がある沼
さらにSideMにも足を突っ込む。元々彼は男性声優にも詳しかったため、むしろこっちのほうが合っているかもしれなかった。
4thライブのライブビューイングも一緒に行き、野上翔の「野郎どもー!」にLV会場のTOHOシネマズ上野最後列から大声張り上げてレスポンスした結果、会場は笑いに包まれた。すまんな。
そしてその後に4thライブのエトランゼで悲鳴をあげ、スタセレでまた泣く。このLVのためにSideMアニメを予習させておいてよかった。
担当、決まる
沼にハマったアイマスPが高確率で陥るだろう悩みに「担当」という言葉を軽々しく使っていいのか?というのがあると思う。彼もそれに陥ってた。
そりゃ周りに僕みたいなこじらせたオタクと更にこじらせたアイマス歴13年のオタクがいればそうなる。
そして1つの答えを出して彼は担当だと言えるようになった。
野々原茜、有栖川夏葉、財前時子様の3人だった。
……ん?時子様?
初めて聴いたとき僕は聞き返してしまった。彼のシンデレラ沼の発端はあんきらだったし、ライブでウサミン見て泣いたりしてたからてっきりそっち方向に行くかと思ったら時子様。
理由を一応聞いたが、運命の出会いだったようだ。いずれきっと彼から何らかの魅力の説明があるだろう。
つい最近はぷちコレ上位で時子様が来たが、さすがに8ヶ月しか修練時間がない彼にぷちコレで勝つことは難しすぎるので走るのを止めた。
彼は「なんでだよ!初心者に勝ち目はねぇのかよ!!!担当のイベなんやぞ!!!」って嘆いていた。
茜ちゃんは完全に5thディレイで一目惚れである。
6th仙台は仕事の都合で絶望的だったところに奇跡のめぐり合わせが起き、初日だけLVへ。
そして運良く茜ちゃんのソロ披露を見ることができ、Sweet Sweet Soulの披露も目に焼き付け…られてなかったんじゃないかなぁ(隣で号泣してた)
そしてちゃきさんの休養のニュースに「今日仕事が手につかん」と言い出し、6th福岡の追加公演メンバーにちゃきさんが名を連ねているのを見た時は立ち上がって叫んだという。
夏葉は強い女性が自分にだけ弱みを打ち明けてくれるのに弱かったらしい。たぶん落ちたのはメイドイン夏葉のTrue Endを見たとき。
先日、FWの放クラリリイベに当たり参加してきてひたすらに「めっちゃよかったすよ!」って言ってくるのが死ぬほど羨ましかった智代子Pの僕であった。なんでこいつこんなに運がいいんだ。
掴んだ栄光
彼が担当を名乗り始めた結果、担当イベへこだわりを持つようになった。順調に沼っている。
fruity loveで2500位以内を獲得し、そして迎えるミリシタ周年イベント。
その直前、福岡でライブを見たあとの打ち上げでこう彼は話していた。
「SSAでちゃきさん出るんなら自分が野々原茜担当Pとして納得ができる形を持って参加したい」
彼の覚悟は決まっていた。
終わってみれば無事100位以内。というか業務後クライマックスボーイズ全員担当で100位以内ってどういうことなの。
止まらない進化
プロデューサーとしての経験値をモリモリ積んでいる彼の進化は止まらない。
去年沼に落ちたライブをきっかけにアイマスへのパッションが止まらなくなった結果、DJを始め、先日ついにアイマスDJイベントでステージに立った。
そして今はアイドルマスターSPをプレイしている。とんでもない速度だ。
あとがき
興味がある人を沼に引っ張ってみたら超サイヤ人になってた。マジでびっくりしてる。これほどの逸材だったとは。
ってのをよく言ってるが、その度にこう言われる
否定はできないししない。僕はただアイマスは楽しいよ!というのを順を追って彼の興を削がないように情報を小出しにしつつ教えてきただけだ。
そこに彼の豊かな感受性と絶えない好奇心が合わさって今みたいなことになってる。
ホントはもっと色々面白い話があったはずだが、あまりにも濃い8ヶ月で都度都度覚えてられるほど記憶の容量がない。
正直、一緒にアイマスを楽しめるこれだけのパッションを秘めたPが身近にできたことは大変嬉しいし楽しい。
これからも彼の進化が楽しみだ。