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7thライブ名古屋公演と高森藍子

概要

名古屋公演は楽しかった。それは間違いない。感想記事でも書いたたがパリピとしての満足度は150点だ。

でもそれとは別にあるアイマスPとしての感情だとこのライブの満足度は低い。そのもやもやした気持ちをここに吐き出しておきたい。

周年ライブは1年に1度の発表会である

シンデレラガールズのライブはほぼ1年に1回だ。ツアーになることもあるが歌う楽曲は大きく変わらない。

この周年ライブと呼ばれるライブは僕にとっては1年間、担当アイドルにあった展開の集大成の発表会だと思っている。

新しく発表された楽曲の披露はもちろん、前回見たときからの変化や今回きりの思いを見て受け止めることを期待している。

今回で言えばダンスというテーマに対してアクティブではあるがダンスというイメージのない高森藍子が自分の楽曲を通じて何を見せてくれるのか?というところにめちゃくちゃ期待していた。

だからこそ、僕はソロ曲の披露はお散歩カメラよりもステップと振り付けの多い青空リレーションだと確信していたし、披露されたときに最高の景色を演者に見せられるように5thツアーのときの色変えの話を事前に広めようとしていた。

見れたものと期待値の乖離

今回藍子は以下の曲を歌った

  • ミラーボール・ラブ

  • Flip Flop -For SS3A Rearrange MIX-

  • 2ndSide

  • スパイスパラダイス

  • 無重力シャトル

  • Yes!Party time!!

  • Stage Bye Stage

  • TRUE COLORS

  • お願いシンデレラ

全部で9曲。そのうちほぼ全員参加の曲が4曲、10人前後で歌った曲が3曲、ユニット曲と言えるのはスパイスパラダイスのみだった。

確かにたくさん歌った、ねこさんは全力だった。いい顔をしていた。それは間違いなく最高だった。

だけど、今回、高森藍子のステージとして主役に立ったのはスパイスパラダイスしかなかった。

全体曲はもちろん、FlipFlopもSS3Aリミックスという似て非なる曲になってしまっている時点で、この曲は藍子と茜の曲ではなくてサイバーグラスの曲になってしまっている。原曲リスペクトという意味での選出はありがたいと思うし、むしろ居なかったら「なんで?」って思ってただろう。

でも聞きたいのは高森藍子が歌ったFlipFlopだったんだ。

打ち上げでサイバーグラスのPから「やっぱ二人で歌ってるの見たいよなぁ」って言われたときは「わかるわ」という気持ちと「そんなことより先に原曲版を茜と藍子の二人で早く披露してくれ」という気持ちが混ざりあって複雑な顔をしてしまった。

もちろん、ライブだからこそいろいろな曲に挑戦して見たことない可能性を見せてくれるのも良い。去年のさよならアンドロメダなんてのは好例だ。

それとは別の期待として彼女がこれまで歌ってきた歌の今の姿を見たかっただんだ。

ライブは生き物で同じライブは2度存在しない。だから2019年の7thライブという記憶にソロ曲なしは正直かなり期待を外されたし、これだけで今回のライブの高森藍子Pとしての満足度は70点くらいまで下がる。

Snow*Loveだってほぼオリジナルのメンバーが揃ってた。でもやらなかった。

ダンスの激しい曲なら絶対特権主張しますっ!だってあった。勇ましい曲なら生存本能ヴァルキュリアだってあった。でもどれもこれも今回は見れなかった。

スパイスパラダイスのメンバー選出はポジパ+凛卯月という構成のはずが、かなりの人にはニュージェネ+藍子に見えたと思う。そうじゃない。あの曲はポジパの曲なんだ。あれなら未央と2人で歌うほうが良かったとさえ思える。

結局お前は何が見たかったの?

僕はアイマスPのお気持ちの8割位はどんな理論付けしてても結局は「俺の担当の出番や見せ場がすくねぇ」に集約されると思ってる。

それが今回見事にブーメランとして自分に返ってきたという感じだろう。

やっぱり僕は周年ライブ唯一の参加公演だったので「今年の高森藍子の集大成をステージの中心に立って見たかった」ということなんだと思う。

今回演者が33人。シンデレラは毎年新規ボイスが増えているのでこれからも演者の数は増えていくだろう。ライブの回数が増えて出番が増えていくというのが理想だが、現実的にそうはならないと思うのできっと今回のようなことは今後も増えてくると思う。

だからこそ今回の「今まで当たり前のようにあったソロ曲という全観客の視線を受ける最高の見せ場がなくなった」ということの経験はよく覚えておかないと今後もまた同じがっかり感を味わうことになってしまうだろう。

野球の試合も自分の贔屓の球団の試合だとそっちの応援に熱が入って結果に一喜一憂するほど熱狂する。だけどそうでなければ純粋に野球という競技を楽しむ。

アイマスライブも一緒で担当がいれば担当の活躍に期待し、願う。居なければ新しい発見などを求めてライブそのものを楽しむ。

きっとそういうことなんだと思うし、この経験をしてわかったことは「やっぱり僕は190人いるシンデレラガールズの中でも高森藍子が1番好きだし、1番輝いているところを見たいし、そうなってほしいと願い応援しているんだ」ってことだった。