心構え
正直先週のミリオンライブ10th act-4の余韻が残りすぎていて頭が切り替わらない!という感じで、5thのような文脈を咀嚼する必要があるライブが飛んでくると困るなぁーとおもってた。
(act4の感想の下書きが長くなりそうなのでこっちを先に書いている)
全然そんなことなかったからこの話おしまい!
ただただ楽しい
初手シャイニーエクササイズ。シャイニーエクササイズ!?!?!?
体を動かすには座席が狭すぎるのでだいぶ不完全燃焼だったけど初手から予想をわからなくする絡め手が飛んできたのは期待度を上げてくれた。
Spread the Wings!!のイントロを聴いて「なんだこのトロピカルな音は????」ってなってあっという間に無理矢理にでもこのライブのコンセプトをわからせに来るスタイル、嫌いじゃない。
これのおかげで純然たるライブだろうなってことがわかったのでちょっと安心したのもあった。
元々今回はCANVASシリーズをメインでやるだろうなという予想と、ツアーで横浜もあるから全部じゃなくて既存曲といい感じに混ぜてくるだろうなという予想をしてたのでまぁ70点くらいは予想を当ててたと思ってる
せり上がってくるDJ卓を見たときに死を確信した
アイマスでDJってワードが出てくるとシンデレラの7th名古屋だとかシンデレラの5thのSSAを思い出すわけですよ。
で、どっちもハチャメチャに楽しかったのでまぁ覚悟したよね。
この手のシャッフルメドレーはだいたい何らかの意味を持った選出で曲とメンバーが決まるってのが相場なんですが、加減しろバカ!
チョコデートサンデー(月岡恋鐘/鈴木羽那)ってなんだよ!
園田のPやってるのでこの曲が園田の各種SSRコミュみたいに口からチョコレート吐き出すような甘ったるい曲なのは承知の上なんですが、そのポテンシャルをしっかり出せるぐいぐい行くタイプの子をしっかり当ててくるんじゃないよ!
で、その後にTwinkle way(コメティック)なんてやられたら温度差で風邪引くわ!
しかも誰がセンターをやるかによって意味が変わるコメティックに歌わせておいてよりによってルカセンターでやるのは完全に組んだ側の思想が漏れ出てるじゃん
拝啓タイムカプセル(大崎甘奈/大崎甜花/市川雛菜/福丸小糸)もだいぶやってた
この曲って思い出の曲なんですよね。つまり今の彼女たちの立ち位置より未来の話。
特にノクチルは既にいずれそれぞれの道を行く未来の可能性を示唆したことがあるんですよ。小糸に至っては中学が他3人と違うので近い境遇は経験済みという。
いやぁ~~~~~~作った側の味が良く染みた曲だったわ~~~~~~~
で、これを踏まえた上でDay1にアスファルトを鳴らしてをやるのは火力倍々ゲームか?
で、その裏を返したのがDay2の今しかない瞬間を(ストレイライト)だったわけで。
MCでも話があったけど普段バチバチのイメージのストレイライトの幕間の時間みたいなのを描いてくると。これもまたよく味が染みてた。
まぁその前のVERY BERRY LOVE(園田智代子/杜野凛世/郁田はるき)で僕は口からチョコレート吐き出してたんですが。
楽しかった!
終わったあとの感想が「楽しかった」しか言えないライブってすごい良いライブだったとおもってる。
シャニで言うなら5thのように感情を上下に揺さぶられて色々考え込んでしまうライブも嫌いじゃないけど、理屈ではなく純粋に楽しいという感情に支配されるようなライブももちろん1つのライブの形だと思う。
今回がまさにそうで新曲と既存曲、メドレーのような試み、なんなら1ブロックが長めに取られていてMCも簡潔で曲の密度が高い、バランスが凄く良かったと思う。
その上で各ユニットがちゃんと特色を見せてくれたのがよかった。
イルミネは楽しげでスタートを飾る行進曲から信号機ユニット特有の絆を感じさせる調和
アンティーカはライブパフォーマンスとフォーメーションダンスに磨きがかかってひたすらにステージ上を動き、ライブでしか見れない良さを押し出してきた
アルストは愛を振りまき
放クラは元気で会場を一つにした
ストレイはDay1でvsを描き、Day2で完全体を見せた
ノクチルは進みゆく時間と変わりゆく自分たち変わらない自分たちの姿を歌った
シーズは七草にちかはどこまで成長するんだ?とワクワクするパフォーマンスをみせた
コメティックは舞台を重ねてレベルアップしてきたし、映像演出も込みでリリックビデオを思わせるような演出だった
感想戦をしてたときに気づいたこと
Day2のあとに天満橋の鳥貴族で打ち上げをしてたらライブ後あるあるの隣席もPだったので聞き耳を立ててたときにこういうことがあった
打ち上げで隣の人たちが「落ちサビでオレンジがウワッとなるのあんなに揃うもんなんだなって感動しちゃった。Mじゃ見ない光景だから…」みたいなこと言ってて内心「僕は何でもかんでもオレンジになるより担当アイドルの色が多く振られるてるM現場の光景好きですよ」って思ってた
— まぐろう (@frozentuna) 2024年3月3日
シャニの現場に慣れてなさそうな口ぶりだったので比較的新しいPかな?って思って聴いてたらもう落ちサビUOは「そういう文化」って思われてるみたい。
前々から僕は反落ちサビUO派だけどあれだけ会場の多数がやるならそういう文化だと思われるのも仕方ない。
実際僕もアイマス入ったころは「なんで待ち受けプリンスってUOなの?」って聴いたことがあって、明確な回答がなかった気がするのでまぁそういうものだろう。
あと会場の外を歩いてたりすると「推し活」という文化の根づきを感じた。
シャニは他のアイマスに比べて確かに年齢層が若いのだけど、ぬいぐるみやアクスタを片手に会場の写真を取ったり、女性向けジャンルが主な文化圏だった痛バ文化も男性でも見られるようになった。
アニメ・ゲームなどのキャラクターが好きだよというのを大手を振って主張して歩くのは恥ずかしいと思ってたし、そういうことをすると後ろ指さされるような時代を生きてた世代だったので時代の変化を感じると共に、やっぱりそういう行為を自分からするのは苦手だなぁと思ったりした。
でもライブ会場は少なくとも同じ趣味の集まりであることは保証されているのだし、それくらいでならガンガンやっていくのもいいんじゃないかなと思ってる。
物販で残ってれば小糸の法被買おうか迷ったし。すぐ売り切れてたけど。
そして次は横浜。今回が昼で横浜が夜コンセプトということで夜に合うクラブミュージック寄りやアガる曲は見事に残したなという感想。
シャニソンの新曲組もイルミネ・アンティーカ・ストレイ・シーズと夜向きなメンツが残っているので楽しみだ。
そして告知で飛び出したアニメ2期については1期TV放送前に告知というのもあって元々2期は確定だったのだろう。
会場は大盛りあがりしていたが1期を劇場先行で見てnot for meだったのでちょっと渋い顔になった。あのテイストで担当の話書かれてもなぁ。
大阪はやっぱり美味しかった
今回の遠征は2泊3日でITS健保の福利厚生を使って3万という破格の旅だったのでとにかく飯に金をかけた。
宿は淀屋橋だったので大阪城ホールまで2.5kmくらい。散歩にはちょうどよい距離だったので会場までの往復は徒歩。
Day1の打ち上げは串カツ。大人数で遠征すると串カツ屋は狭くて入れないことが多かったので今回の少人数移動なら行けると踏んで今回の飯ミッションとしてた。
Day2の昼はやっぱり粉物ということでたこ焼き屋をハシゴ
Day2打ち上げは同行者と「なにか食べたいものある?」「大阪もだいぶ来たので大体のものは食った」「近くにトリキあるからそこでいいか」というノリでトリキ
東京に戻る3日目はまたまた散歩がてら荷物抱えて梅田まで散歩して美味しいと教えてもらったお好み焼き屋へ
大葉がアクセントとして効いたお好み焼きと濃いめのソースを中和するシャキシャキのキャベツが美味しかった焼きそば
最後にお土産に551とりくろーおじさんのチーズケーキを買って大阪を堪能した旅だった