はじめに
僕はデレステと同期の2015年、シンデレラのアニメから入ったPだ。
高森藍子担当になったのはデレステリリース直後なので今年で10年担当してることになる。
このライブに何を期待してたか
デレステ10周年ってことでデレステ発の楽曲をメインでやることを予想してた。
さらには初披露となるであろう曲もさほど多くないため「なんやかんやと期待してたり予想したりしていることをいい方向で裏切ってほしい」が期待してたことだった。

藍子Pとしてはミライコンパスくらいしか確実にやるだろうなと思っていた曲がないので何を歌うかわからないワクワク感がだいぶあった。
で、実際どうだった?
僕の10年間の思い出が濁流になってきて押し寄せてきたライブだった
※ここから勢いで書く
演出めっちゃよかった
デレステ起動時の注意事項から初代タイトル画面オマージュでスタートした時点でもう100点付けたいくらい。
いやぁ~ツアーが全部で5箇所10公演だし、メンバー揃ってるんだし届けアイドルから周年曲やってってほしいよなぁ~~~~~なんて思ってた矢先の1曲目Dreamy Anniversaryで「そ、そうきたか~~~」ってすでに予想を裏切る最高の出だしになった。
10年の楽曲の積み重ねはもうセトリ予想なんてできない領域に入ってると前々から思っていたけど、近年はだいたい良い方向で裏切ってきてくれるのでJUNGO氏のエンターテイメントを作る力の高さを感じた。
さらにはブロックごとにデレステのイベントを模した演出が入ってたのもよかった。最初はイベントでやった曲なのかな?って思ったけどそんなことはなかったが、合間合間に入るあの演出のお陰でデレステ10周年のお祝いライブであるというテーマを印象付けてくれたので良い演出だと思った。特にドミナントは1発で属性違いをやるんだなってわかったのがよかった。これが後に強烈な一撃になるのはまたあとの話。
MCもいい塩梅の長さと思い出ボムだった
今回も挨拶が短めで後半のテンポ感がすごく良かった。
確か6thあたりから人数増えてきて最後のあいさつを簡易化してった気がするんだけど、最後の挨拶で30分くらい座っててから最後の曲って流れだとどうしてもテンションが1回落ち着いてしまっていたので適度な長さで良い流れと密度だったと思う。
そしてブロック間MCでは衣装の話とデレステの歴史の振り返り。連番相手と懐かし~っていいながらあんなことこんなことあったよねって話をしてたら「口伝じゃなくて文字に起こしておかないと後世に残らないからお前が書け」って言われた。
たとえば「デレステ初期はススメオトメなど一部楽曲の属性が週替りだった」とか「初期はCuにコンボボーナスのカードがほとんど無くて、温泉智絵里を引けないと長らくクラシカルハーモニー水本ゆかりに助けられた」とか「キャラバンの最初の報酬が綾瀬穂乃香だったのでセンターのスタランでドロップ率が変わるキャラバンの仕様上、穂乃香のスタランを上げといて後のキャラバンのときにお世話になったPが多い」とか「CD特典で先行プレイできる曲があった」とか「天井なしのSSR率1.5%の時代」とか「ちひろ蒸し」とか。
個人衣装
やっぱ個人衣装って良いんだわ。
現地にいるとどうしても演者が遠くに見える席というのがあって、共通衣装にワンポイント違いとかだと識別不能になることが多い。個人衣装なら一目瞭然なのでそれが無いのが良い。
特にシンデレラは全員で1チームというよりは各個人のキャラ立ちのほうが重要だと思っているので個人衣装との親和性がブランド1高いと思ってる。
キャラが個性的な分、その個性は衣装に反映されるというのもあるし。
セトリ
そして肝心の楽曲。ソロ曲やってくれたのはめちゃくちゃ良かった。
ミリオン10th act-4でもショート版ソロメドレーをやったけどデレステであるという理由付けがある上でゲームバージョン、でも初披露はフルでやるといういい塩梅にしてくれたのも良い選択だったと思う。
なにより嬉しかったのはこれによってミツボシの初の声出しOK現地を体験できた!!!!!!
3rdはLVでそれ以降の単独ライブだと台湾、5thSSAや7th名古屋はアレンジ版、10thファイナルは声出しNG、コネクトリップは極小キャパでチケット握れずと10年間1度も歓声を届けられてなかったんだけどついにできた。
聖のソロ初披露も本当に良かった。
出だしを聴いて「これは椎名豪だな?」ってなり、圧倒的な歌唱力と壮大な音楽、真っ青になる会場の光景、歌っているペンライトの色でステージ上に居るアイドルへ思いを伝えたいという意思が1つになって1色に染まる光景はアイマスライブで1番好きな光景の1つ。後ろの方の席を引いてしまったときのアドはこういうところにある。
ユニット曲は比較的最近の曲が多いかな?と思ってたけど ギュっとMilky Way、Needle Light、あんきら!?狂騒曲とかこの辺はもう5年近く経ってた。
今基準でもデレステ中期くらいの曲だった。時が経つのが早い。
そして2日目にはきらりんロボみたいな変化球まで放って来てびっくらこいた。その直前のスシロー演出でCuマスに止まったのはなんだったんだ。しかも共闘パターンという劇場版きらりんロボ。
で、最後にはニュージェネからユニクスという10年の歴史を体現するような信号機ユニット繋ぎで締めるという粋なセトリ。
しかも2日目は流れ星キセキにするというね。前に書いた通りデレアニからのPなので親の声より聴いた特殊イントロで全てを察したし、その流れからのUNIQU3 VOICES!!!を聞くとこの10年の思い出が胸の中に溢れてきて一気に涙腺がボロボロになってしまった。
さらに追い打ちのように出てきたスペシャルアンコールの届けアイドル。悪かったよ「10周年でオリメン揃ってるし1曲目でとどドルやるんじゃね?」なんて浅はかなことを言ってて。この使い方のほうがよっぽど"効く"わ。JUNGOの勝ちだよ。
アンコール1曲目、初日は(さすがにここか最後にビヨスタだろ)って思ってたところにTRUE COLORSの出だしが聞こえた瞬間にえ”!?ってなった
1番聞いた周年曲。理由はもちろん藍子がいるから。でも今回はセンターではないので耐えられた。
この曲の2番の歌詞の「同じ時代に生まれた奇跡 私の大好きなあなたと手をつなぎ 虹の橋を渡ろう」ってのが一期一会をすごく綺麗に書いていて好きだとというのと、この歌詞の担当アイドルソロバージョンがあるというのが本当に嬉しい。
結局2日間でBEYOND THE STARLIGHTをやらなかったのなんでやねん!って気持ちもあるけど、最後のKアリに取ってあるんだろうなって思ってる。ほら、Welcome!!もAct-4まで温存してたし。
一通り書いたのでそれじゃ高森藍子の話をしますね

わぁ![笑顔のレセプション]高森藍子だァ!!!!!
衣装の作り込み凄すぎるのとねこさんの着こなしが良すぎて遠目でみるとマジで藍子にしか見えない。
めちゃくちゃ素敵な衣装でした🫶
— 金子有希 シーズン2 (@kanekosanndesu) 2025年3月9日
指輪(と髪)だけ持参!昔、Pさんがくれた指輪がイラストまんまだったから、持ってきた!!
歌詞にかごバッグあるから、この衣装で青リレだったのかなぁ?なんて思ったり✨✨今日は特にソロもあったし、D…めっちゃ緊張しました(笑)#デレステ10thツアー https://t.co/e2zHqNA2xt pic.twitter.com/clc94ApzWk
結構いろいろなグッズになってて人気のある衣装。かわいい。個人的には[てづくりのしあわせ]高森藍子と[夢色開花前線]高森藍子の次ぐらいに好きな衣装。
[あいの誓い]高森藍子はなんかもう別枠。意味合いが違う。
今回の立ち位置は上手側の1番端。僕の席は初日はアリーナB3でほぼ中央だからちょっと遠いなくらい。2日目はもっと良い席引いてやるんだと意気込んでた。
で、2日目はスタンドのB。なんとほぼ対角で1番遠いスタンドを引いた。藍子がいるときの自分の席運のなさは異常。人の連番で行くと良い席が引けるジンクス。
- 青空リレーション
初日のMCでお散歩カメラに触れていたのと、ここまでソロ曲は1曲目ばかりやっていたので「これは明日お散歩カメラだろうな」って思ってた
そして来る2日目のソロ、「雨上がりには」の「あ」で僕は「エ”ッッッッッッッ!?」ってうめき声が出てた。連番者いわくカエルが潰れたような声だったらしい。
青空リレーションを生で見るのは5thSSA以来だったらしい。それよりもこの曲は別の思い入れがあって、5th金沢の初披露を見るために人生で初めて遠征というのをした思い出がある。
このとき腰を痛めていて痛み止め飲みながら行った記憶も、2日目の最後のおねシンが終わったあとにツーっと意図せず涙が流れたことも覚えてる。そのあとの打ち上げで様々があり一人の人生を変えたという余談もあったりする。
青空リレーションは管楽器の音の良さと思った以上に激しいステップが見どころだと思ってる。ボリュームのあるスカートの衣装だったので靡くのがめちゃくちゃ映える。
昨日ねこさんがマイクラしながら配信をしていて、その中でスカートの靡き方にもこだわりたかったので衣装を想定した練習を結構したという話を聴いて本当にありがとうという気持ちになった。
- 神様!絶対だよ
去年9月のスターライトファンタジーでもやってたので今回は無いかもなって思ってた。
ド直球応援歌なのがめちゃくちゃ好き。どれくらい好きかと言うと野球やってるときに打席で流してほしいくらい好き。
ゲームの歌詞割りだと「ゴールがどんなに遠くたって諦めないよ」とか「何千何万回と続けたこと」という歌詞があまりにも藍子を体現していてめちゃくちゃ好き。


こういう子なんですよ藍子は。諦めが悪いし結構頑固。
- ミライコンパス
あぁ~~~~~~~沁みる~~~~~~~~~~~~
覚えてますか?この曲のイベントはモバマスのサービス終了と同時だったこと。モバマスを送る歌でもあると僕は思ってるんですよ。
大サビでの虹を描く照明演出はいつ見ても良い。
そして何よりエフェメラは歌が上手い!!!!!望月聖役の原さんの凄さを印象付けた1曲でもあるけど、ソロパートでの感情の込め方がみなさん上手で本当によくしみる。美味しいおでん。
- D-ark L-ily's Grin
あ”ァ”!?!?
イントロとシルエットを見たとき「ダメだダメだダメだそれはやっちゃいけない!!!!」って素で言ってた。それくらいビビった。
1日目のドミナントを見た時点でPaの何かがあるのはわかってたし、打ち上げで何やるかな~みたいな話をしてて、そのときは君のステージ衣装、本当は…とかDrastic MelodyとかやったらCoだったら良いんじゃないか?みたいなことを話してた。
で、その打ち上げの帰りに1人でホテルまで歩いているときに(D-ark L-ily's Grinとかカッコいいし好きな曲だけどデュオ曲だしないだろうなぁ~)って思ってたら来ちゃった。しかもみおあいで。
終わりだよ終わり。こんなことされたら思考停止するわ。急にノワール藍子を出してくるな。
って感じで披露中はほとんど思考が止まってしまってたんだけど、終わってみてこの曲を聞き直したり、2Dリッチを見てみると割とド直球に百合なんですよね。
僕は百合好きってわけでもないし、藍子は割りと頻繁にPに矢印向けてきたりするタイプなので曲の持つ文脈とはガチっとハマらないというか咀嚼しきれない。
それでも、あのダークでカッコいい曲を歌い上げた姿はめちゃくちゃに良かったってことは変わらないので最高だった。
前々から「藍子はかわいいでもカッコいいでも元気でも何でもできる」を主張しているのでカッコいいもできる藍子がどんどん認知されていくのは嬉しい限り。
最後にちょっとだけ自分の話をしますね
今回のライブ、デレステ10周年というのを全面に押し出していた。それはつまり僕のプロデューサー人生のほぼ全てということ。
MCの内容も衣装も曲もこの10年の間に何らかの形で触れて来ていて、無意識のうちにたくさんの思い出が積み重なっていたみたいだ。
だからこそ、僕のスタート地点であるデレアニの流れ星キセキからUNIQU3 VOICES!!!を聴いたときに込み上げてくるモノがあったし、最後のスターライトステージの歌詞を噛み締めながら並んだアイドルたちを俯瞰していたら涙が流れた。
「僕の10年間はここにある」と。
そう気づいてからは終わるまで事あるごとに思い出が溢れてきていた。完全に感情が堰が決壊していた。
そんな中で告知内容の一部に自分が仕事で少し関わったことがある話が出てきた。完全に追い打ちだった。たぶんこの刺さり方で涙が溢れてたPは会場で自分1人だと思う。
そして感情の整理を付けて大阪城ホールを出て最初にこう言った

「やっぱシンデレラが実家だわ」