まぐlog

趣味のことを書きます

こうして僕はサバゲ仲間を増やした

はい。タイトル通り、サバゲ仲間を増やした方法の話です。

 

ただ、これは「元々サバゲをやっていた人を知り合った方法」ではなく「新規にサバゲをやる人を増やした」話です。

つまり、新規をどうやって捕まえたかという話です。

 

前提

まず第1にサバゲに興味ある」って言う人はそこまで興味持ってません。

ウソを言っているというわけじゃなく、単に「興味ある」レベルの関心なので、他の趣味や都合を優先します。

なので、参加までの道のりをお膳立てしてあげる必要があります。

 

経験者は気づかない敷居

興味 ≠ ミリタリー好き

誘う相手はサバゲという遊びに興味はあっても、切っても切れない縁にあるミリタリー関連には興味がない場合が半分くらいです。

逆にミリタリーが好きでサバゲに興味を持つ人も半分くらいは居ますが、この手の人達はだいたいハマるのでそこまでケアする必要はないと思います。

ミリタリー興味がない層に銃のかっこよさとかコンセプトを決めて装備を揃えることの楽しさを語っても無駄ですし、「えっこういうの知ってないとダメ?」という不安を煽る可能性すらあります。

単に「普段味わえない緊張感」とかを伝えて興味を持ってもらえればいいかと思います。

 

朝早いのは辛い

サバゲって基本朝早いじゃないですか?

その上、移動距離も都心からでもそこそこな距離が多くて必然的に起床時間が仕事行く時間より早いなんてこともあるじゃないですか?

休日に仕事より早起きなんてそれだけで敷居が高いです。

だって休みくらい寝てたいですもの。

 

やっぱり怖い

興味持ってもらった人は結構調べます。

そうすると出てくる写真はゴテゴテの軍装に強そうな銃を持ったイカツイ人たちが大半。

これだけで「えっ、こんな格好の人たちと遊ぶの…?」って不安になりますし、1人で飛び込もうという人は殆ど居ません。

なので、経験者がいい感じに一緒に参加してあげる必要があると思ってます。

 

初挑戦でいい思い出を

上に書いたように他の用事を優先してまで行くほどモチベ高くないけど、タイミング合えば行きたいなーでもやっぱ怖いなーみたいな位置にいる人達が安心して参加し、仲間になってもらうために必要なセッティングを僕は以下のように実践してました。

 

身内で貸し切りを主催する

1番大事だと思ってます。

理由ですが、定例会だと戦力のコントロールができないからです。

初心者・玄人関わらず混ざる定例会はいわばゲーセンの対戦ゲーム筐体です。

初挑戦の人が玄人にひたすらやられてしまう可能性は大いにありますし、それで「結局ただやられっぱなしでつまらなかった」という人もいるでしょう。

これを回避するために自分がゲームを提供します。

貸し切りは最低15人くらい集まればできるフィールドが多いです。

15人も集まらないよって人は逆に「初めての人が○○人だから大丈夫だよ」って感じで新規層を集めていくのが良いと思います。

もちろん、他の参加者に「初めての人がいるから色々いじるかもしれないよ」という断りは入れておきましょう。

 

フィールド選択を考える

貸し切りの開催フィールドを考えましょう。

初めての人に足元が悪かったり、経験者が迷彩を来てしまうと索敵に困るような森林系は避けたほうが良いと思います。

屋外にするなら起伏が少なくバリケードもシンプルな市街地系フィールドがこれまで好評でした。

関東圏で言うならユニオンベースさんやRockHillさん、No.9さんのリドリーフィールドあたり。

それでも屋外は広いので(特に少人数貸し切りだと)戦えないという場面が起きやすいです。

なので、個人的には室内でもいいかなと思ってます。接敵とやった・やられたが非常にわかりやすいので「わからないけどやられた」といった次に繋がらない経験が少ないです。

さらに言うと、室内フィールドなら都内からの選択肢も増え、夕方からの貸し切りプランなどもあります。

ちなみに料金的にはやや高めですが、電車移動した時の交通費を考えると結局同じくらいになります。

 

ゲームルールをアレンジする

貸し切りと言えど全員初めてではないです。初めての人も飲み込みが早い人、そうでない人と半日で結構差が出てきます。

チーム分けの戦力差が見えてきたあたりで戦力を弄ったり、初心者がつらそうにしていたら初心者向けのゲームルールをやったりしてうまくモチベーションをコントロールしていきましょう。

例えば、フラッグ戦で初心者と経験者でスタートタイミングをずらし、初心者がフィールドの有利ポジションを取り合って最初の戦闘を行うようにして同じレベル間での戦いになるようにしたり、敵を探すのに苦労していそうなら経験者を全員ハンドガンのみor丸腰にした防衛戦をやってみたり。

ちなみにこれら、経験者組からも案外楽しんでもらえてます。特に後者は見つかると間違いなく蜂の巣にされるので見つからないように立ち回ったりする隠れんぼ的な楽しみ方をしています。

 

経験者のマイ銃を撃たせてみる

何回かゲームをして「あ、これ面白いな」と思ってもらえたらあとは興味の幅を広げてあげましょう。

初めての人はほぼ確実にフィールドのレンタルガンです。

マルイ次世代?ガスブロハンドガン?なんのこっちゃ?という感じです。

ぜひ撃たせてあげましょう。大体の人が「おっ」って言ってテンションが上がります。

 

感想を聞こう

1日が終わったら感想を聞いてみてください。

楽しかった人もいればそうでもなかった人も居ると思います。

楽しかった人には「次もくる?」、そうでもなかった人は「今度は今回と違う○○な感じでやろうと思ってるけど来てみる?」みたいな感じで声をかけておきましょう。

主催をしている以上、次の開催では不満と感じていた点はできるだけ取り除きましょう。

 

そして増える仲間の輪

僕の体感ではこれらの方法で初めて参加した後に半分くらいの人はもう1回やってみたいと言ってくれています。

こうして1人知り合いを捕まえたらその知り合いから知り合いへという連鎖を生むと貸し切りに人は集まるし、初めての人も来てくれて楽しいです。

サバゲに限りませんが、せっかく自分が楽しいと感じているモノを布教するなら初めての人にはちゃんと楽しめる経験ができるようにしてあげるのがコツだと僕は思っています。